The Big Idea! Opera Project

The Big Idea! Opera Project We produce great opera productions for kids and their family! Start with a famous fairy tale. Add 40 minutes of a great composer’s opera music.

Then, perform it in English with professional opera singers, conductors, and directors. What you get, is a thrilling assembly length opera that serves as the perfect introduction to the world of opera and classical music.

こんにちは!早いもので4月!先月は、沢山のオペラプロジェクトで、あっという間に過ぎてしまいました。米国のオペラシーズンもそろそろおしまいですね。 さて、今日は、とっても面白い企画を用意したので、お知らせさせていただきます。 欧米で現役で活躍...
04/07/2025

こんにちは!早いもので4月!先月は、沢山のオペラプロジェクトで、あっという間に過ぎてしまいました。米国のオペラシーズンもそろそろおしまいですね。 さて、今日は、とっても面白い企画を用意したので、お知らせさせていただきます。 欧米で現役で活躍される、バスバリトンのシンガーとの生トークの企画です。 Conversation with 井上秀則(Bass-Bariton) 井上秀則氏(以下ヒデさん)は、現在ヨーロッパを中心に活躍するバスバリトン。 ヒデさんとは、2022年、23年とオースティンオペラに出演されていたのを機に、2023年にリサイタルをプロデュースさせていただいて以来のお付き合いです。 彼は、オペラ歌手は第2のキャリアであり、元々は某大手日系企業のやり手セールスマンだったという、、、米国住む機会があり、暫くして、ボイスレッスンを受けたのがきっかけで、オペラの世界にダイブインし、修士課程卒業後まもなく、あっさりとマネージメントも決まり、その後はぐんぐんと米国内オペラハウスに出演。そして、23年夏からヨーロッパを中心に活動を開始。今年の夏も某有名フェスティバルへの契約が決まっています。 現在のヒデさんのキャリアは、ヨーロッパ中心。多くの日本人シンガーが、海外で学び、日本で活躍の場を得るケースが多い中、彼はあくまでも、オペラの出生地であるイタリア、そしてワーグナーの伝統を守るドイツなどヨーロッパ中心に、キャリアを積み、常にチャレンジしつつ活躍しています。 普段から、ヒデさんと私のオペラ雑談は、ヒデさんが、色んな裏話を教えてくれて、超盛り上がって、本当にプライスレスな時間です。 今回は、ヒデさんが、公演の為にテキサスにいるので、時差を考慮せずに、皆さんが現役で実際のオペラハウスで歌うシンガーとお話できる稀であり、絶好な機会だと思い、特別にお時間をとっていただけることになりました。 勿論、気になるオペラ界ドロドロ、、、きけますよ(笑) 日程ですが、ヒデさんのリハーサルなどの都合で、現在4月16日(水)と4月18日(金)夜20時(NY時間)が候補日です。 ご希望の方は、以下のリンクからお知らせください。 人数が多い方で、お願いしたいと思います。 日程候補を伺う締め切りは、4月9日朝までとさせていただきます。そして、決定日をお知らいたします。 詳細:井上秀則ConversationとQ&A  ゲスト:井上秀則  オペラ歌手(Bass- Bariton) MC:ステッソン陽子 オペラ講師・イベントプロデューサー ZOOMで開催。なので、どこからでもご参加いただけます。 こちらは日本語です。実は、先々週に、英語でオースティンオペラ主催で、ヒデさんのリサイタルを(私もCo-Produce・MC参加)やったのですが、全て英語で、しかもへんなことは言えない(笑) ちょっと消化不良だったかも。特にオペラファンには(笑) 前半は、ヒデさんと私のオペラ対談で、後半は皆様から直接ヒデさんに質問していただきます!勿論コメント欄で質問くださってもオッケーです。 参加費 Suggeted participation fee:1Zoomスクリーン(一家)につき$15~ *ヒデさんに時間をとってもらうので、お礼にあてたいと思います。 ご希望日程を教えてください。:こちらのリンクで、ご希望日をお知らせください。 また本企画等でのご質問等は、こちらから、お願い申し上げます。 *数日中に返答がない場合は、お手数ですが、再送をお願いいたします。 本当に滅多にない機会です。 これからどんどん活躍するヒデさん、応援しつつも、これを機会にオペラの輪を広げていきたいと思います。

こんにちは!早いもので4月!先月は、沢山のオペ...

内容にジャンプしたい方は以下 Mozartの魔笛 こちら Metの魔笛演出 こちら オペラ観劇について こちら 極寒の影響で、2月は休業となったメトロポリタンオペラ(MET)。しかし、昨年から休業期間を利用し、オペラ以外の公演を行うようにな...
02/17/2025

内容にジャンプしたい方は以下 Mozartの魔笛 こちら Metの魔笛演出 こちら オペラ観劇について こちら 極寒の影響で、2月は休業となったメトロポリタンオペラ(MET)。しかし、昨年から休業期間を利用し、オペラ以外の公演を行うようになりました。今年はハリー・コニックJr.、4月にはジョン・バティステが即完売。資金確保のための試みですが、オペラの未来が少し心配です。 METがオペラ専門の劇場でなくなったら、私、引っ越し考えなきゃ(笑)。 オペラの敷居は本当に高い? よく「オペラは敷居が高い」と言わるけど、本当にかしら? 値段:ブロードウェイやロックコンサートと比べると、むしろオペラは手頃。$300で最前列、$100以下の席もあり。 外国語:K-popだって外国語!オペラには字幕もつきます。 内容:オペラの敷居ってこれかも。。。。確かに歴史的背景がある作品も多い。それらのオペラは、背景を理解してると楽しみは倍増。だから、知識が必要だったり、博識な人の方が楽しめる感は、確かにあります。けれど、演目によっては、歴史的背景が必要でない作品も多々。殆どの古典オペラではステージ演出やシンガーの生の声のパワーに圧倒される楽しみ方は全作品共通。 演出:最近の演出は、新しい観客を意識したものが増えています。モダンな解釈や、視覚的に楽しめる仕掛けが満載のプロダクションも多い。 演出を楽しめるオペラも最近はいっぱい。 これは、先に書いたような、新しい層の観客(若い、今までオペラを難しいと敬遠してた人たち)には、最適かも。 ただ、新作のモダンオペよりモーツァルトやVerdiのように言わゆるクラッシック作品の方が、音楽は心地よいし、絶対耳にのこる。 となると、お薦めは、3月末からメトロポリタンオペラで始まる、モーツァルトの『魔笛 Die Zauberhlote』。 モーツァルトの『魔笛』 私が映画 Amadeus(1984)をテレビで初めて見たとき、いくつか衝撃を受けたシーンがありました。 「オペラってなんだ!?すっごく面白そう!」 特に『ドン・ジョヴァンニ』の場面は衝撃的で、すぐにでも観に行きたくなったのを覚えています。当時ロンドンに住んでいたので、どこで上演されているか調べまくりました。 もう一つ印象に残ったのは、『魔笛』が出来上がっていく場面。 最初に、モーツァルトとよく飲んだくれてる、俳優であり劇場支配人でもあったシカネーダーが、みんなが楽しめるオペラを作れよ!と提案するシーンや、お義母さんが永遠に高音でモーツァルトの愚夫さをなじるシーンから夜の女王のアリア(あの有名な高音いっぱいの)になったり、実際の初演では、パパギーノ扮するシカネーダーが、ベルをならしたり、、、、映画の『魔笛』舞台では、モーツァルトの他オペラもパロディに使う演出もしたり、(それは現実にはないです(笑))。 実際に、魔笛はこのシカネーダーがモーツァルトに作曲を依頼し、彼が台本も書きました。宮廷向けのオペラとは異なり、一般市民向けの劇場用に書かれ、セリフと歌が交互に織り交ぜられた ジングシュピール(歌芝居) という形式になっています。 エンターテインメント性がたっぷり詰まった作品ですが、実は裏に深いメッセージも隠されているのが特徴です。モーツァルトとシカネーダーが属していたフリーメイソンの思想が色濃く反映され、啓蒙主義や人道主義、自己の完成を目指す理念が込められています。 1791年に作られた本作品、やっぱり男性のPointo of viewが中心です。実際にフリーメイソン組織自体、長い間男性のみの組織でした。 男尊女卑というか、「女は感情的で、男のリードなしでは、まとな決断はできない」、的なセリフがでてきます。 これ、いま普通にいったら、お騒ぎ(;'∀') こうしたセリフがあるオペラを現代にワープしてつじつまを合わせようと翻訳してしまうか否かは、演出家によって異なります。時代物であれば、その時代は、そういう考えだった、でもこれは今は違う、、、と観客に確認させる機会を与える=いじらない方が良い作品もあります。(でも無理していじりたくなる演出家が多い) 魔笛のように、王宮や貴族社会を描いた作品ではなく、"遠い異国の物語"で、時代設定もなしという作品であれば、演出家のクリエイティビティが存分に発揮される作品でもあります。現代の視点を取り入れながら、どのようにこの物語を語るのか――そんな演出の妙も、このオペラの楽しみ。 魔笛 @Met メトロポリタンオペラで3月から始まる魔笛は、英国の俳優・演出家であるサイモン・マックバーニーによるもの。俳優で、演出家ってのが、シカネーダーみたいですよね。 これは、2023年に初演された演出のリバイバルです。その時も大好評でした。 彼が作り出す魔笛は、ブラックボックスシアター的な設定で、スクリーンに映し出される背景は、その場でプロジェクションアーティストが作り出し、セリフの最中の効果音も、効果音アーティストが舞台裾で(観客も見える舞台上裾)作り出します。 前半に書いたように、『魔笛』は、夜の世界をつかさどる夜の女王と、太陽を司るザラストロがリーダーの国があり、フリーメイソンの理念「啓蒙」のメッセージがあふれています。啓蒙は、「理性の光によって無知や愚かさといった闇を追放する」という意味で、無知・闇を=夜 (の女王)であり、やはり女性は男性のガイダンスが必要、と言いたいらしい。 ちょっとネタバレですが、この演出では、チームザラストロに対して、良さそうなプロパガンダで牛耳るコーポレート的な存在とされている感がします。結局最後は、善悪というより共存又はTo be continueという感じでクライマックスを迎えます。 笑いもあって、でも驚異的な絶頂コロラトゥーラアリアもあって、美しい重唱もあって、そして、工夫されてるアーティスティック・想像力満載の見せ方を楽しみつつ、でもこの解釈の意味はなんだろうEtcと、見る側の興味を沸かせ、またその後の会話がたのしくなる作品/プロダクションです。 あらすじとサイモン・マックバーニーにていては、こちら プラス! この演出は、オペラではすっごく珍しい、”キャストが舞台に降りてくる”、そしていつもは深いオーケストラピットに位置するオーケストラも、ピットの床を上げて、オケも、キャストも、観客も一体となるステージになっています。 さすが、お芝居の国、イギリスの演出家。 一緒に魔笛を観に行こう! 私が主宰するIntroduction to the operaクラスでは、3月23日(日)にグループ観劇を募集中です。 お席は、前代未聞?のステージに近いお席をご用意。舞台から降りてくるパパギーノ(鳥刺し男)があなたの隣にやってくるかも?。 このお席は普段でも色んな意味で入手困難です。が当クラスの為にメットの担当の方が特別用意してくださいました。 詳細は以下です。 演目:モーツァルト『魔笛』 日程:3月23日(日) チケット情報:お席はステージから5,6列目をご用意 参加費:大人$245 子供$110 参加費に含まれるもの:チケット代+予習講座(オペラ背景・演出ポイント・作曲家を解説)+感想会 締め切り: ASAP.あと数席です。 今回は、お子様料金も用意しました。この魔笛はファミリー用ではなく、原語ドイツ語で上演され、題材の解釈が少し大人です。でも、既にファミリー版を経験したお子様や、ティーンには、とてもウィットが効いた演出なので、楽しめると思います。そしてモーツァルト好きは勿論、お芝居が好きな方にもお薦めです。 オペラ初心者の方も大歓迎! 予習クラスのみも、勿論可能です。 予習クラス+感想会 $147予習クラスのみ $135   リピーター割引:既に個人メール差し上げました。 お申込み方法:こちらから、ご希望のクラス、お名前、メルアド、携帯番号、と共に、お申し込みください。お申込み・お問合せリンク *数日中に返答がない場合は、お手数ですが、再送をお願いいたします。

極寒の影響で、2月は休業となったメトロポリタン...

恒例の1月メット詣。 今月は、3作品を観劇。 来月(2月)はメットがお休みなので、すこしづつ書いていきますね。 まずは、1月極寒の中、今シーズン一番楽しみにしていた、ソンドラ・ラドヴァノフスキー主役の『トスカ』。 オペラクラスの皆さんと観て...
01/24/2025

恒例の1月メット詣。 今月は、3作品を観劇。 来月(2月)はメットがお休みなので、すこしづつ書いていきますね。 まずは、1月極寒の中、今シーズン一番楽しみにしていた、ソンドラ・ラドヴァノフスキー主役の『トスカ』。 オペラクラスの皆さんと観てきました。 殆ど満席の会場は熱気と期待ムンムン。4日しかソンドラ歌わないし、私が行ったのは2日目で、既に1日目の評判が良かったので、みんな期待いっぱい。 結論から言うと、 最高でした!! 期待よりも、本当に良かったし、トスカは数だけは、やったら見てるので(人気作品でいつもどこかでやってる)、冷静に観れたと思います。 勿論最高なのは、ソンドラだけど、全てが完璧でした。 ソンドラについては、何度も書いているけど、未だの方はこちら スカルピアのテーマから始まる短い導入で幕があがると、クラスで用意している(最近殆ど定席になっている)前から8.9列目のお席からすべての美しいデティールの良く見えること! メットあるある:ブラボ―おじさんたち。 最近、人気シンガーが出ると、気になることが多々。それはブラボ―おじさん。 推しがステージに出ると、どんな話の途中でもブラボーでちゃう。 1幕目、カヴァラドッシのブライアン・ジェイドが登場すると多少の拍手。 トスカ役のソンドラが登場すると拍手にブラバーの嵐。でも、トスカ登場の時は、音楽だけで、すぐには歌わない、からまだ良し(笑)。 1幕目後半、劇的なスカルピアのテーマと共に、スカルピア役のブリン・ターフェルが現れたら、10年ぶりのスターバリトンのメット帰還にブラボ―おじさん軍大興奮!  音楽が聴こえないほど拍手とブラボ―の連呼、、、、、なんと、彼の最初の強力な一声「Un tal baccano in chiesa! 教会でこの騒ぎ!Bel rispetto! なんてざまだ!」が、拍手と歓声でかき消されちゃって聴こえない、、、、この一声でみんなビビるってのが、ポイントなのに。さいてー。 最近、メットで推しシンガーがでると、こんな感じで、拍手とブラボーの声かけが多い。 歌舞伎じゃないんだから、やめてほしい(笑) 歌舞伎は、そういう声が入るのが想定されてるけど、オペラ作曲家はそれ用に、作曲してないし(;'∀') 気持ちはわかるんだけどねー。ブラボ―おじさん(´;ω;`) テノールの緊張と、キャリアの違い カヴァラドッシを歌った、ブライアン・ジャッジは、マッチョ体格で舞台映えするなかなかのハンサム。声も安定して、高音もよく出る。現在Verdiやプッチーニでは引っ張りだこのテノール。 NY生まれの45歳で、今キャリアたけなわ!って感じでしょうか? 確かに、手堅い選択ではあるけど、スター性と言ったら、ロベルト・アラーニャには劣るし、テクニックもカウフマンほでではない。でもやたら世界中のトップハウスで主役を歌っている。 ってことは、確かに上手いんだろうなー。去年の『運命の力』だって、なかなか良かった。 力強い声で、とってもクリアで。安心して聴けます。 が、、、、、1幕目、指揮者のヤニック・ネセガン率いるオーケストラとのテンポとずれ始めた。これは誰が悪いのか??だけど、時々ヤニックは走る感じがあったかも? そんな箇所が、ソンドラが歌うときも兆候はあったけど、彼女は熟せるのよ。テンポを合わせるというか、テキストと音符がちゃんとマッチするように、レガートでベルカントで歌える。 ここで、ソンドラとブライアンのキャリアの違い?がどーんと出た感じ。 そして、超大物のブリン・ターフェルの登場、、、、 ブリンとブライアンが同じステージに立つのは、2幕目のみだけど、圧倒的なステージ上での存在感は、やっぱりブリン。すべての動きがスカルピアで、もうスリル満点でした。 ブライアンというと、、、、悪くはないけど、ふつう(笑) 彼もすっごく頑張ってたし、幕後の特別インタビューでも、こんなオペラ界のジャイアントたちと共演して、緊張しまくって感想を語ってました。 きっと急に人気が出て、超多忙だけど、ソンドラとか素晴らしいシンガーと共演して、もっと期待できるシンガーになるんじゃないかと思う、、、、思いたいです(笑)。 因みに、彼は春のアイーダで、ラダメスを歌います。現在歌っているベチャワより、適格だと思うけど、センシビリティは、ベチャワのほうが上でしょうね。 でも、今回は、お互いを高め合ってる感じで、切磋琢磨で、みんな素晴らしい舞台をつくっていたと思います。 スカルピアの声 スカルピア役のブリンの期待の最初の一声が、観客の興奮にかき消されちゃって、本当に残念だけど、、、ブリンは声は怖くない(笑)。 ブリン・ターフェルは本当に素晴らしいバリトンで、90年代初めかな?に初めて彼のフィガロ(フィガロの結婚)をロンドンで聴いたとき、感動したのを覚えています。 色々聞いたけど、(イタリア、ドイツオペラ)やっぱり彼はフィガロ(笑) でも、コメディセンスというより、舞台でストーリーを表すのが、素晴らしい。 ちょっとしたアクションが、スリル。 2幕目で、マレンゴの戦いで勝利したのは、実はナポレオン側だと知らせを受けたとき、ドアに走り溶離ながら、そのメモを指でクシャっとして突き放すように投げ捨てる。。。。。と思いきや、音楽が高らかになり、カヴァラドッシの「勝った!勝った!Vittoria! Vittoria!」と叫ぶ。 いつもは、カヴァラドッシのVittoriaに注目だけど、そこに行きつくまでのドラマのスピードの速さの中で、ここまでスリルいっぱいになったのは、あのスカルピアのちょっとした演技だったと思います。 あの演技があったからこそ、スカルピアの「負け犬め!吠えるがいい!!」と言って彼を死刑台に送る言葉が生きたと思うんです。 いやあ、すごかった。。。。。 幕後のインタビューで、ソンドラが、ブリンに「私いつも不思議に思ってたんだけど、、、スカルピアの役って、バリトン?バスバリトン?バス?」って訊いてたんです。笑っちゃった。 確かに、彼の声って、バスバリトンっていう人もいるけど、そうなの?って感じだし。 答えは「決まってない。」そうです(笑) スカルピアの役って、名性格バリトンのTito Gobbiが有名だけど、やっぱりドラマを生める人なんでしょうね。 このキャストのトスカは、HD配信もされず、今日が千秋楽だけど、こんなに評判がよいんだから何らかの形で、残ることを期待しています。 今日の公演はメットラジオ(オンライン)で配信されます。でも。やっぱり見れなきゃねえ。。。。 ブリン・ターフェルのスカルピアは、これで卒業だそうです。 メットにも次にいつくるのか? でもヨーロッパでは、まだまだ歌うようなので、是非生ブリンを観てみてください! みんなでつくる生の舞台 いつもソンドラが言っている、舞台はみんなでつくるものってのが、本当今回のトスカでした。 彼女の言う皆というのは、キャストやオーケストラのパフォーミングチーム、そして舞台の裏方スタッフだけでなく、受け取る側の観客も指しているんです。 パフォーマーは生身の人間。リアルタイムにその場で彼らのパフォーマンスを真剣に観て、そのドラマに引き付けられ静かなりとも、リアクションしているその観客を観て、キャストメンバーはもっと盛り上がるんです。そうすると伝染病みたいに(笑)、全てのキャストにつながる。 総立ちのロック・ポップコンサートじゃなくても、こんなエキサイティングな空間が生まれ、舞台と客席が一体になれるんだと、素晴らしい経験ができました。 やっぱり、生の音楽ってすごい。 そして、その生の音楽、、、オペラは本当にナマものです。 我々が受ける声は、マイクを通さず、全てシンガーの体から、彼らの体からコントロールされてでてくるもの。口パクもないし、ただ絞り出してるのもない。 ぜひ、多くの人々に体験してほしい、っです。

恒例の1月メット詣。 今月は、3作品を観劇。 ...

皆様、新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い申し上げます。 既にオペラ通の方々、これからオペラを観てみたいという方、多くのオペラファンの方々と今後の繋がっていきたいと思います。 さて、さっそくですが、2024年に私が観た...
01/06/2025

皆様、新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い申し上げます。 既にオペラ通の方々、これからオペラを観てみたいという方、多くのオペラファンの方々と今後の繋がっていきたいと思います。 さて、さっそくですが、2024年に私が観たオペラで、私の中のベストを少し紹介して、25年に観たいと思っている作品をご紹介します。 2024年 Myお気に入りオペラ 24年は実は、体調を大きく崩し、思ったより活動できず、オペラ鑑賞は北米のみ。 そのせいか?際立つ思い出がぱっとでなくて、良いのあったっけ???と考えてしまいました。 写真を見ながら記憶を辿ると、、、あー!24年の1月に観た『カルメン』! 1位:カルメン あれは、良かった(笑)インパクト!! 元々、特に期待してなかった分、すごいインパクト(笑)。 メトロポリタンオペラの新演出では、オリジナルの舞台、スペインのセビリアから、なんとメキシコとのボーダータウン(テキサス!)のアメリカにうつしてあって、焦点は、女性に対してのDomestic violence(家庭内暴力)。 なんかなー、という冷ややかな思いを覆す、すごい迫力で、本当に良かったです。 すべては、主役カルメンを歌った、アイグル・アクメトチナのナチュラルな解釈が、今回の演出にドンピシャだったのだと思います。 *Aigul Akhmetshinaについて+カルメンの予想は、こちらのページの”番外”のリンクから! アイグルちゃんの声は、未だ20代なのに、深くてコクがあってとっても魅力的なメゾ。でも何がすごいって、表現力。いかにも、って感じのドラマチックな押しが強いかんじでなくて、現代っ子的な、さらっとしたなかでも解釈ができるのが、すごい。 私が完全に虜になったのは、2幕目の「ジプシーの歌」。いつもなら、フラメンコの手拍子があって、周りの男性の目を引くために歌う歌なんだけど、今回は女性たちが移動のトラックの中で、自分たちの為に歌うという設定。だから、まるで鼻歌を歌うように、アイグルちゃんが歌い始めたのは、良い意味でショッキング!あまりにも自然で、ぐいぐい引き込まれました。 カルメンを愛する超嫉妬深い、そして情緒不安定なホセは、現在メットをしょって立ってる?とも思われるテノール、ピョトール・ベチャワ。 正直、57歳のベチャワに、28歳のアイグルちゃんじゃ、どうよ???と思ったけど(この年齢、、、、親子でしょー。),この年齢差が、余計この二人の不成立さを強調してるようで、妙に納得してしまった。ただ、ベチャワは、ちょっと声的に苦しくなってるのかなー?と思ってしまいました。 実は先読みですが、大晦日ガラの『アイーダ』で、ベチャワはラダメス役役デビューしたんだけれど、体調不良もあって?相当ボロボロだったらしい、、、、。 元々モーツァルトやらを歌っていたリリックテノールなんだけど、特にここ数年ヴェリズモオペラや、ワーグナーも歌い始めて、成功してるんだけど、お疲れなのかしら、、、、 こちらは、また実際に観た後に報告しますね。 2位:ホフマン物語 もうこれは、ベン君こと、バンジャマン・ベルネームの当たり役過ぎ! ベン君の素晴らしさは、23年夏と、去年春の『ロミオとジュリエット』で、十分わかってたのだけど、ホフマンの屈折したキャラは、ベン君がの表現でよりフランス的なエスプリが表されてて、最高でした。 そして、他キャストも、本当に素晴らしかった。 特に、いわずもがなの、オリンピア役のエリン・モーリと、ジュリエッタ役のクレモンティーヌ・マルゲーヌ💛 クレモンティーヌ中央 ベン君とエリン オリンピア役は、超高音コロラトゥーラで、拍手大喝采でド派手な場面なので、注目度があるのはわかっていましたが、、、、驚いたのは、ベニスのシーンでのクレモンティーヌ扮するジュリエッタ。コロナ前のカルメン時代より、熟成したクレモンティーヌの声に圧倒されました。 シンガーは、体が楽器で、年齢を重ね体が変化すると、勿論音域も、サウンドも変化があります。同じ歌手か?!?って思うときが、たまーにあるのですが、クレモンティーヌは、もう感動(笑)。 一緒に行った生徒さんも、「彼女誰????」って大騒ぎでした。 ベン君(ホフマン)と、クレモンティーヌ(ジュリエッタ)と他の6重唱は、本当にすばらしくて、舞台もゴージャスで、あー最高の時間でした。 そして、なんと我々が観た回には、アフターシアタートークがあって、舞台にキャストメンバーがずらーっと座り、ゲルブ総支配人がインタビューするという。 元々前から8~10列目ぐらいのお席なのに、人々が去っていく前からどんどん前に移動して(笑)、間近でベン君を見てきました。ミーハー(笑) 3位:いろいろ独断で『運命の力』 天井桟敷席から うーん、これは難しいんだけど、、、、ベン君とナディーン・シエラの『ロミオとジュリエット』(ベン君は最高、ナディーンがあまりにもアッメリカーンなジュリエットで少し興ざめ)、アスミック・グレゴリアンの『マダムバタフライ』(アスミック最高、でもピンカートンのジョナソン・テットルマンの声張り上げ大会が嫌)も安心して楽しめたけど一長一短。そしてエルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーと大好きミヒャエル・ヴォレ他、ワグネリアン歌手をそろえた『影のない女』もよかった(でも皇帝がやっぱり残念だった) 、、、、、でもインパクトを考えると、『運命の力』かなー。 運命の力の超モダン演出は、もうついていくのが必死でしたが、ただただリセ・ダビデセンの声に唖然とした4時間?でした。 ただ、カルロ役のバリトンがいまいちだったり、リセもベルカント歌いじゃないから、Verdiはまだまだ歌いきれてないかなーとも思ったけど、オペラファンからすると、そんな気づきがあるのも、次回彼女が同じ作品を歌うときの成長のバロメターになって楽しみかも。 上演時の感想はこちら 2025年期待オペラ 私の個人的期待は、前回のブログでも書いた1月の『トスカ』。ソンドラ・ラドヴァノスキーを筆頭にキャストが素晴らしい! そして3月の魔笛。 23年夏に初演されたサイモン・マックバーニー演出のちょっと変わったブラックボックス劇場風の『魔笛。』 (本演出『魔笛』については、こちら) 実は23年は母の手術で急遽、一時帰国せねばならず、私抜きでオペラ観劇クラスの生徒さんだけで行ってもらったんですよね。なので、今年は絶対観たい! しかも今年のキャストは、前回よりももっと良いモーツァルト歌いが勢揃い❤️ もう一つは、クラスの皆さんも楽しみにしている『セビリアの理髪師』 メトロポリタンオペラはロッシーニの上演機会が圧倒的に少なくて、コロナで中止になった『チェネレントラ』以来のロッシーニ。。。。 ただ、5年もギャップがあくと、ロッシーニを得意としてたシンガーも、もっと重い役を歌い始めて、もうロッシーニは歌わない、、、新しいシンガーが出てくるのですが、その彼らがすべてベルカントに長けているわけでなはく。 先に出た、アイグル・アクメトチナが歌うロジーな役。とっても聴いてみたいけど、ビデオで見る限り、ベルカント??と思ってしまうのは、私だけ? ヨーロッパ 色々あるけど、今目をつけてるのが、マドリッドのリアル劇場でのVerdiの『Attila』。 大好きソンドラ・ラドヴァノフスキーの役デビュー!😭 このオペラは、Verdi初期作品で、主役のアティラ(フン族の)にバス、ローマ軍の隊長のEzioにバリトン、そしてローマ貴族女性で勇気いっぱいのオダベラがドラマティックコロラトゥーラソプラノ。 とにかくベルカントの美しさと初期のヴェルディの若々しい激しさがタイアップした、血湧き肉踊るエキサイティングな作品です。もちろんそのエキサイティングなものをより高めるためには、最高のキャストが必要なんだけれども。そして低音の魅力を味わいたい人は、必見オペラ。 オッダベラ役は、ナブッコのアビガイッレほどではないけど、ジェットコースター的高音低音がすごい。 大昔に英国のROHで、サミュエル・ラミーAttila、ジョルジオ・ザンカナーロのEzio、オダベラにエリザベス・コネル、そしてその恋人役のフォレスト(テノール)がデニス・オニールという当時最高のキャストを観てから大ファンの作品。 のちのスカラ座版Muti様指揮で、サミュエル・ラミー主役のDVDも勿論ゲット。 最高の名盤(ソプラノがいまいちだけど)。ROHでラミー出演中は、通いました劇場に。 去年、?ソンドラはナブッコのアビガイッレ役デビューをキャンセルして、トゥーランドットに集中したような感じだから、これは実現してほしい。 5月のリアル劇場も2日しかなくて、その前にソンドラ+別のキャストで4月にナポリでも上演されるんだけど、キャストに迷う。。。。 4月は、プーチンの崇拝者と言われるイルダー・アブドラザコフが主役。5月はアメリカンバスの、クリスチャン・ヴァン・ホーン。戦争が始まって以来、イルダーはアメリカではご法度になってるから、全く聴いてないけど、彼のすごさがいまいちわかってない私は、ファンではないけど、クリストファーのアッティラにしようかなー、と思ってマドリッドに行きたい!と目論んでいます。 他にもいくつかお薦め・行きたい作品はあるのですが、またの機会に、、、、 2025年第1弾もたらたらと書いてしまいましたが、今年もオペラを一緒に盛り上げてくださる方、大募集です! 宜しくお願いします! ぜひぜひサブスク、又はニュースレターにご登録ください。

2024年でよかったオペラ、これから観たいオペラ。主にメトロポリタンオペラについて。

早くも年末です。 全く、いつもマメにブログ書いて無いなーという反省で始まりますね、私。 クラスの準備と、観劇に忙しくて(言い訳) さて、今日は、今シーズンのメトロポリタンオペラの年末年始お薦め演目について書きますね。 摩訶不思議オペラ?『影...
12/12/2024

早くも年末です。 全く、いつもマメにブログ書いて無いなーという反省で始まりますね、私。 クラスの準備と、観劇に忙しくて(言い訳) さて、今日は、今シーズンのメトロポリタンオペラの年末年始お薦め演目について書きますね。 摩訶不思議オペラ?『影のない女 Die Frau Ohne Scatten』 一つ目は、リヒャルト・シュトラウスの『影のない女』。 これは既に、2回観てきました。 一番感動したのは、セットです。 最近のメットは、ターンテーブルを回してシーンを変えるデザインが多くて、演目によっては、回るスピードが速くて、もう笑っちゃう場合も多々あります。 観てるだけで乗り物酔いしたって方もいました(笑) でも、故Herbert Wenicke演出のこの作品、ステージが本当に上手い具合に上下して、1幕1場の鏡に四方おおわれている天空の世界、2場の染師バラクのおんぼろ家がある人間の世界が、ステージ上にある階段で上手くつながっていて、シーンによって舞台が上下し、天空の世界にいる皇后と乳母はその人間が見えない階段から現れるんです。 幕が上がる前に薄い垂れ幕がステージ前にあり、オーケストラピットの明かり(桶メンバーの譜面台のライト)のリフレクションが、観客には、目の錯覚で、幕の向こう側のステージに灯篭が流されているように見えて本当に美しい。幕が上がる前から既に幻想的な世界。 音楽は、シュトラウスのすべての良いとこどり??というほど、素晴らしい。一部、ワーグナーのリンクを思い出させるような音楽の組み立てもあって、色んな楽しみ方ができます。 残念ながら、この作品は、メットのHDでは上演されないので、実際にメトロポリタンオペラに足を運ぶしかありません。 あと、14日、19日と二日だけですが、上演されない件に関し、ファンから相当な苦情がメットに行っているようなので、On Demandのリストに加わるような気もします。 アメリカ在住でSirus XMをサブスクされている方は、12月15日に私が観た7日のマチネの録音が3pmESTにオンエアされます(シンフォニーホールのチャンネル78)。 「影のない女」の簡単あらすじは、皇帝(人間)と結婚した妖人の皇后が、結婚後1年弱でも影がない(=子供ができない)ことから、皇帝が石になってしまうことを知り、人間の影(影は人間性や母性の象徴)を得るために乳母と共に人間界に降りていきます。彼女は影を得る過程で、成長し、愛と共感の重要性を学びます。一方で、染物師バラクとその妻の物語は、夫婦の葛藤と和解を描き、皇后の成長と対比的に描かれます。最終的に全員が救済され、愛と調和が勝利する壮大なフィナーレでめでたし、めでたし。 この作品は、日本でも今秋ずいぶん変わった演出で上演されたようですね。 ドイツの演出家のコンヴィチュー氏の解釈は、オリジナルの台本は女性軽視・差別だと。。。。 いや、私はそう思わなかったけど(笑) 影=妊娠する機能=子宮って超ダイレクトに解釈しちゃう彼のほうが差別では??? (二期会の『影のない女』に興味ある方はこちら。殆どの方はボロ●●にけなしてましたが(笑)) 影がなくては妊娠は出来ない→妖精らは体の機能云々でリプロダクションをしないんでしょうねー。 影がないから子供が生まれない、というより皇后に影ができない=彼女は人間でなく、皇帝と結婚していても、心は妖人のままで、本当の愛を感じていないーそれは、美しいだけでなく、色んな要素があり、たまに犠牲も生じる。 冥界の世界からやってきた皇后と乳母。乳母は人間が嫌いで、彼らの汗をかいたり、涙をながしたり、という姿がうっとうしくて、悪臭もあると吐くように言います。印象的な言葉が(解釈ですが)、「人間の影は、太陽によってもたらせられる。一日は太陽によって支配され、それに振り回されて生きていく人間のおろかさよ。」と言います。影はその ”愚かな”人間のシンボル。でも、その影を皇后は欲しがるし、よく出てくる悪魔の話でも、悪魔は影を欲しがりますよね(ファウストやホフマン物語の原作)。 私は、演出家の解釈は、そのクリエイティブなアイディアに興味を持つときも多々ですが、本来のメッセージを崩すのは、演出家の自己満足じゃないかなーと思っちゃいます。 『トスカ Tosca』ー 初心者も楽しめて、オペラファンにも知れば知るほど深いスーパーオペラ。 トスカは自分が何度も観てるから、オペラ観劇クラスでも何度も言ったような気がしてたんだけど、実は今回が2回目という。。。。 トスカは本当に上演回数が多くて、このオペラを知ってたら、きっとどこかで観れるという、、 まず、理由は登場人物の少なさ。 主要キャストが3人、トスカ、カヴァラドッシ、スカルピアの3人だから、キャスティングがしやすい。そして3人でストーリーが結構単純だから、初心者にも楽しい=チケットが売れる。 とにかく、どのソプラノ(トスカ)、テノール(カヴァラドッシ)、バリトン(スカルピア)、それぞれの役を歌いたがるシンガーの多いこと! トスカはすっごく難解な役でないけど、DIVA度がめちゃ高いので、トスカを夢の役というソプラノがごっそりいる。(次は蝶々さん) カヴァラドッシ役も、俗にいうShow Stopperの素晴らしい有名アリアが1,3幕とあり、2幕目は勝利だー!(Vittoria!)意味もなく声を響かせられて、拍手喝采がもらえて嬉しくなるシーンがある。 そして、極悪警視監のスカルピア。。。いやああ、オペラ界の悪者って言えば、スカルピアか、イアーゴ(Otello)だから、低音シンガーはみんな歌いたがる。インパクトいっぱいなのに、2幕目で殺されて3幕目はお休みだから楽だし(笑)。 お話は結構単純 恋人である画家で革命派のカヴァラドッシが投獄されてしまった歌姫トスカは、彼を救うために極悪警視監のスカルピアに一晩過ごす条件を飲むが、スカルピアに迫られた瞬間彼を殺害してしまう。生前のスカルピアの命令で偽死刑が行われるはずだったが、実は偽死刑は全て嘘で、カヴァラドッシは、弾丸に倒れる。その後スカルピア殺害が発覚し、トスカも「スカルピア!神の前で審判されましょう!」と、聖アンジェロ城から飛び降りる。 オペラ史上最高のトスカ歌いと言えば、マリア・カラス。 そして現在の最高のトスカ歌いは、、、、1月にメットで歌う私の大好きな、ソンドラ・ラドヴァノフスキー。 ソンドラSondra については、何度もブログに書いているんですが、本当に毎回驚かされる大好きなソプラノです。 ゴシップだけど、去年?一昨年?カナダ人のご主人と離婚しちゃって、生活の場をヨーロッパにうつしてしまっているような気がします。元々イリノイ州出身のカリフォルニア育ちだったような記憶があるのだけど、ご両親も亡くなり、家族が米国にいないのか、ヨーロッパはメジャーなハウスへの移動が楽だから、やっぱりあちらが活動の主体になっちゃっているのかも。 ということで、NYでは必ず何演目か歌っていた彼女も、年に1演目しか歌わなくなってしまい、その同じ時期に、どどーっと北米のハウスを回るような気がします。 (今シーズンは、1月にNY,そして1月2月とDCとシカゴ。あとは全部ヨーロッパ。) 本当に良い(と私が思う)シンガーがメット離れをしてるのは、本当につらいーファンとして。 まあ、これはまた別に機会に語るとして、、、、 メトロポリタンオペラのトスカの演出は、とてもトラディショナルな演出で、見た目も美しいし人気の演目です。オーソドックス過ぎる?という声もあるけれど、それには理由が。 マドリッドのの演出は、ミューズ?か死の天使??みたいなのが、ずっとヌードでうろうろしてたし、ベルギーかどこかのは、スカルピアが思いっ切りセクシャル狂いなサディストで、陰毛しっかり見せてるヌード写体がステージ中にあったりとか。。。。。気が散り過ぎる、観客には(-_-;) 実は、メットも少しそれに近い演出があったんですよねー、現演出の前に。 スカルピアの邸宅に、売春婦のお姉さんたちがはびこってて、スカルピアと淫乱パーティーしてるシーンから2幕目ははじまるという。。。それが確か、2009年くらいのLuc Bondy演出のプロダクション。。。大大大不評で、(しかも人気だったエレガントなネオクラシック時代を再現したフランコ・ゼッフェリの演出をリタイアさせて作った新しい演出だったから)、支配人のゲルブ氏は相当叩かれたんですよね。で、急遽またクラシックな仕立てで出来上がったのが、現在のメトロポリタンオペラのトスカの演出。 2009年Luc Bondy演出版・スカルピアの官僚邸....アグリー好きでファン怒り 現在の演出by David McVicar。スカルピアの官僚邸。エレガントだけど、ちょっと怖い。これは人気。 ということで、メトリポリタンオペラのトスカは初心者にもピッタリです。 が、音楽の深さはオペラファンにも面白い。 プッチーニの音楽は、オーケストレーションが、物語の情景を語ってくれてるんです。 だから1幕最初に、脱獄したアンジェロッティ(カヴァラドッシの革命仲間)が教会に逃げ込んでくるときから、彼の状況が音楽であらわされ、彼が探す隠してある鍵も、音楽で既にどこにあるか表現されてるんですよね。 聴く側は知らなくてもよいことだけど、知ってると楽しい(笑) トスカは、グループ観劇の演目になっていて、1月12日にグループで観劇します。(キャンセルがでたので、数席募集中です) その前に予習クラスを行います。 こんな感じで、初心者の方にはあらすじ中心に分かりやすく、そしてオペラファンには、知れば知るほど楽しい、ライトモチーフのお話もするので、楽しみにしてください。 詳細、お申込みは こちら ENJOY OPERA!

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Il Trovatore  イル・トロバトーレ おしゃべり会11月11日(月)8pm EST~ (無料)   現在メトロポリタンオペラで上演されているVerdiのIl Trovatore.この作品は、『リゴレット』、『椿姫』と共にVerdi...
11/05/2024

Il Trovatore  イル・トロバトーレ おしゃべり会11月11日(月)8pm EST~ (無料) 現在メトロポリタンオペラで上演されているVerdiのIl Trovatore.この作品は、『リゴレット』、『椿姫』と共にVerdiの中期三大傑作と呼ばれ、私の大好きな作品です。 有名で素晴らしいアリアは勿論、コーラスも2重唱も3重唱もとのかくメロディアスで、ロマンチックであり、パワフル。 一言でいえば、情熱のオペラです(笑) このオペラは、ストーリーが奇想天外なオペラのあらすじの中でも、「えー???」思っちゃう展開なのですが、それを忘れさせてくれるのがこの素晴らしい音楽。 メットでは、ダブルキャストで12月6日まで。 そしてメットのAキャストとほぼ同じシンガーで、2,3月と別キャストで7月に英国ロイヤルオペラで上演されます。ウィーンでは、2月と5月に素晴らしいキャストで、そして5月はベルリンで、アンナ・ネトレプコがレオノーラを歌う、、、、という、とても人気のあるオペラです。 色々見どころ、ポイント、聴きどころはあるのですが、大切なのは、4人の主要キャストのクオリティ。主役のマンリーコ(テノール)、レオノーラ(ソプラノ)、ルナ伯爵(バリトン)アズチェーナ(メゾ)の完璧なキャストがそろえば、極上の2時間半を過ごすことができます。 ま あ、それが難しいんですが(笑) 今回は、私の大好きなオペラ作品を、あらすじを追いつつ、少し動画鑑賞しながら、突っ込みどころと聴きどころを、皆さんでおしゃべりしたいと思います。 勿論私の知っている事はシェアしたいと思いますが、既にご覧になった方もいらっしゃるので、感想も伺いながら、おしゃべり会とさせていただきます。 今回は、カジュアルな会なので、資料は、あらすじのみです。 是非、講義に参加してみたいけど、と躊躇されている方、お友達がいらしたら、お誘いください。 11月11日(月)夜8時(EST)~ ZOOMにて。無料(投げ銭スタイル)お申込み:こちらから その他の締め切り間近の講座、オペラナイト! 1月の観劇ナイト『Toscaトスカ』by Puccini 1月12日(日)3pm~ プッチーニの傑作オペラ『トスカ』ナポレオン時代のローマが舞台。エレガントな舞台に、最強のキャスト。今シーズン完全一押しのオペラです。 私も、トスカは、もういいやーと思うほど見てるのですが、主役のトスカを歌うのは、現在オペラ界No1 (かNo2)のソプラノ、ソンドラ・ラドヴァノフスキーが主役。 クラスでも何度かお話しているのですが、シンガーの声は、年齢とともに変わります。現在のオペラ界の女王と言われるソンドラと、アンナ・ネトレプコ(ロシア人の彼女は、メット締め出し中)は、50代前半、、、、ソプラノとしては、後何年歌うのか、カウントダウンに入っています。 素晴らし新人を発掘して聴く楽しみもあるけれど、究極、最高のシンガーは、生で聴けるうちに聴きたいですね。 参加費:①予習クラスx2+オペラチケット+感想会 :$245②予習クラス x2+感想会 :$148  ③トスカ リピーター:$212 *こちらは、2018年のリピーターの方向けです。当時より内容は、よりパワーアップしました(笑) お申込み方法:お申込み・お問合せリンクからお申込みください。*数日中に返答がない場合は、お手数ですが、再送をお願いいたします。 シュトラウス『影のない女』の予習クラスも続けて募集しています。 こちらは、今シーズンのワーグナーの代わり、、、オーケストラが大好きな方、是非ご参加ください。Met operaの上演期間11/29-12/19予習1回 12月29日~12/3の間(録音有) お申込み方法:お申込み・お問合せリンクからお申込みください。

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9月23日から、NYのメトロポリタンオペラ(メットオペラ)では、新シーズンが幕開けします。 数年前にメットオペラの総支配人のゲルブ氏が、新作オペラのチケット売れ行きを受け「今後、メットでは新作オペラで新シーズンを開幕します!」と宣言。基本的...
09/16/2024

9月23日から、NYのメトロポリタンオペラ(メットオペラ)では、新シーズンが幕開けします。 数年前にメットオペラの総支配人のゲルブ氏が、新作オペラのチケット売れ行きを受け「今後、メットでは新作オペラで新シーズンを開幕します!」と宣言。基本的に新作にあまり心を奪われない私は、その後、メットのあるリンカンセンターに、9月開幕すぐには足を運ぶことがなくなりました。 新作オペラ 『Grounded』 今シーズン(2024~25)もモダンオペラで開幕。 本作品は、同題名の一人芝居をメットオペラが、オペラ化を選び、『Caroline!Or Change!』,[ Fun Home』などで、ブローウェイで多くの賞を受賞した作曲家のJenni Tesoriに依頼したもの。内容は、US空軍パイロットの女性が、出産し、家族と過ごすために飛ぶことを諦め、ラスベガスの基地で、ドローン攻撃機のパイロットとして働くうちに、精神が不安定になる過程を描いている。最後は、攻撃する際に、標的人物を自分の家族たちと錯覚し、ドローンを墜落させてしまい、軍法会議の後に投獄されてしまうそうな。。。。 いやー、暗いでしょー(-_-;) こんな暗いオペラでシーズン開幕なんて、、、って思ってしまうけれど、音楽はとても美しいです。 キャストもお薦め。でも、現代ものって、音楽の印象が、薄い分(ー頭に残る音楽ってある?)ドラマの質の高さが大切だと思うのだけれど、昨年ケネディセンターで初演された際は、ドラマと、主役を巡るキャラクターの弱さで評判はいまいち。今回のメットでは、初演から改正され、上演時間も45分カットされているとか。 さて、こーんな暗い話、、、見に行きますか? 私は、、、悩む(笑)体調がすっごくいい時に行こうかな(笑)。 見た後に、気分転換に、すっごくくだらないYoutubeを見るか、バンバン楽しいK-popでも聴かなきゃ、やってられないかも(笑) あ、噂では、前シーズンのモダンオペラの売れ行きはイマイチだったらしく、来年の開幕オペラは、古典ものに戻るらしい...です😅 モダンものって、ストーリー面白くても、もう一度聴きたいって思わない作品が多いから、仕方ないかも。 スター歌手、バンジャマン・ベルネーム主演『ホフマン物語』 さて、メットのシーズン開幕は、現代オペラですが、もちろんトラディショナルなオペラもあります。 しかも楽しいもの! 『ホフマン物語』は、オペレッタの父としても知られるオッフェンバックの唯一の有名オペラ。 主役ホフマンの3つの悲恋をすこし滑稽に甘酸っぱく描きます。 メットオペラのホフマン役は、今一番ホットと言われるフランス人テノールのバンジャマン・ベルネーム。彼は、パリオリンピック閉会式 An introduction to the Opera講座のオペラ観劇ナイトは、『ホフマン物語』で、今シーズンキックオフします。 超簡単あらすじ:人気オペラDIVA(ステラ)に熱を上げて、創作から離れてしまっている詩人のホフマンを心配するミューズが、本来の詩人として自分を見つける手助けをするために男性に変身し、ホフマンの親友となり、彼を導く。ホフマンは、ステラの舞台が終わるのを待つ間に、酒場で飲みつぶれている。酒場にいる学生たちに乞われ、過去の3つの悲恋;ー3人の美女との滑稽であり、悲しい(悪魔に操られてる?)失恋物語を語りだす。 このオペラは、彼がその3つの恋それぞれのストーリー(幕)としてを語るオムニバス形式のオペラです。それぞれ悲恋には、それを操る悪魔(バス)が絡んでおり、その悪魔役もバス歌手にとっては美味しい役柄。魅力的なアリアや、重唱も多々あります。 このオペラで一番有名な曲は”♪ホフマンの舟歌”の名で有名な2重唱。 私は、ロンドンのロイヤルオペラで、1991年に初めて見た時から、大好きになったオペラです。 前回見たのは、今回と同じ演出(Bartlett Sher)で、ムーロン・ルージュを彷彿させる怪しいライトいっぱいの、幻想的であり、ちょっとシュールな演出。でも、最近のヨーロッパでの演出に比べると、ぶっとんでは、いません(笑)。 当講座のオペラ観劇ナイトは10月13日のマチネ。演出が、少しヌードのダンサーが出るので、お子様向けではないかもですが、高校生にはとっても楽しめるオペラです。 もちろん初心者にも! 今回のキャストでは、10月5日に全米、ヨーロッパの各都市で生配信されます。日本では、11月に配信ですね。 現在予定の、予習クラス日程は、以下の通りです。 10月3日(木)8pmEST 前半 10月9日(木)8pm 後半 ご興味のある方は、こちらからぜひご一報ください。 次回のブログでは、アメリカの他オペラハウスの秋のおすすめオペラについて書きたいと思います!

9月23日から、NYのメトロポリタンオペラ(メ...

この秋から始まる絶対見たいオペラ。初めての人も、楽しめて、オペラの虜になること間違いなし。オペラは難しいと思う人にも、楽しく学べるオペラ講座。もちろんオペラファンにも満足できるコアな内容も!オペラは、芸術エンタメ。気軽に楽しく、ミーハーに見...
09/13/2024

この秋から始まる絶対見たいオペラ。初めての人も、楽しめて、オペラの虜になること間違いなし。オペラは難しいと思う人にも、楽しく学べるオペラ講座。もちろんオペラファンにも満足できるコアな内容も!オペラは、芸術エンタメ。気軽に楽しく、ミーハーに見よう!...

この秋から始まる絶対見たいオペラ。初めての人も、楽しめて、オペラの虜になること間違いなし。オペラは難しいと思う人にも、楽しく学べるオペラ講座。もちろんオペラファンにも満足できるコアな内容も!オペラは、...

皆様、こんにちは。 今朝、沢山のスパムメールが、入り(1000通ぐらい?)、いったん今まで目的別に使っていた、お問合せフォーム等を、停止しました。 予告会は、主に、NYメトロポリタンオペラの、次シーズンのお勧めのオペラをご案内する内容です。...
05/29/2024

皆様、こんにちは。 今朝、沢山のスパムメールが、入り(1000通ぐらい?)、いったん今まで目的別に使っていた、お問合せフォーム等を、停止しました。 予告会は、主に、NYメトロポリタンオペラの、次シーズンのお勧めのオペラをご案内する内容です。 6月最終週を予定しています。 ブログとは別にメーリングリストがあるので、そちらに登録ご希望の方は、 お名前、メルアド、そして、メッセージ欄に、お住まいの地域、メーリングリスト希望とご記入の上、にお送りください。 手動で申し訳ございません。

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5月のグループ観劇『マダム・butterfly蝶々夫人』 今シーズン最後のグループ観劇作品です。 超有名作品。  名前だけは知ってる!と言う方も多いと思います。 舞台は日本、長崎。 米国海兵のピンカートンと“結婚”した、蝶々さん(マダム・バ...
04/26/2024

5月のグループ観劇『マダム・butterfly蝶々夫人』 今シーズン最後のグループ観劇作品です。 超有名作品。  名前だけは知ってる!と言う方も多いと思います。 舞台は日本、長崎。 米国海兵のピンカートンと“結婚”した、蝶々さん(マダム・バタフライ)の悲恋物語...と言う、紹介がよくありますが、それだけではありません。 ピンカートンは当時外国人が日本滞在時に“利用”した、仲介者にお金を払って、芸者さんと一緒になるサービスをで蝶々さんは、と“結婚”しました。 でも彼にとっては、いつでも「解約」できる一時的関係。 その場のテンポラリーな結婚ごっこ。 でも蝶々さんは、この関係は本物の結婚で、一生、又は999年続く、彼女はピンカートンの正式な妻、マダム・ピンカートンになったと思ってたんです。 ピンカートンが帰米してしまうと、健気に彼を信じて待つ。。。。 確かに悲恋。 でも彼が実はアメリカで結婚し、自分はテンポラリーでしかなかったと悟った彼女は、壮絶にもプライドを持って自分のもう一つの愛を守り、最後を迎えます。 はっきり言って、ピンカートンは、イケすかないやつです。 舞台でのピンカートンは、シンガーの解釈によっては、浅はかな脳天気。 ばっかやろー!と叫んでやりたくなるんだけど、我慢(笑) 私もオペラを聴き始めた時は、この題材と、尽くす女性的な印象と、リリカル過ぎる音楽が女性のしおらしさを示唆してて、正直、苦手なオペラでした。 西洋男性の日本女性へのファンタジー?みたいな? でも、『マダム・バタフライ』はプッチーニのどの作品よりも優れている作品と言われています。場を高める劇的な音楽つくりは、横に出る作曲家はいません。 で、やはり絶対皆さんとこのオペラを学び、一緒に観に行きたい、「気分が悪くなる題材」を皆さんと見直し、劇音楽、そして映画音楽の基礎ともなっているプッチーニの最高作品を堪能したいと常に思っていました。 プッチーニの有名作品は、ここ20年ぐらい、「誰も寝てはならぬ」のアリアのおかげで、トゥーランドットがダントツなようですね。 でも、『マダムバタフライ』こそが、究極のプッチーニのオペラであり、多くのソプラノが絶対に歌いたい役、としてあげているのが、蝶々さんです。 本作品のメットの演出は最近のモダン演出に比べると比較的オーソドックス。 でも、浄瑠璃を使ったり、漆のように黒い舞台で際立つ美しい動きがあったりと、美的センスを楽しませてくれます。 主役の蝶々さんに、オペラ界で歌唱力、演技力、そしてビジュアルも揃い、現在最も注目されているソプラノの一人、アスミック・グレゴリアン。 まさに”歌う女優”と言われる彼女。 アスミックは、今回が待望のアメリカデビューです。が、キャリアはベテラン。 先日マスタークラスで、「私たちは、体が楽器ですよね。テクニックのマスターが基本で、でも音色は常に微妙に異なるから。」-表現と感情と、勿論体調も影響します。 文字通り体を張っての”歌う女優”のアスミック、楽しみです。 因みに、彼女は、今年の5月後半、日本に初来日で、デビューします。 でもオペラでなく、コンサート。 オペラシンガーは、コンサートもよいけど、やっぱり歌う女優は、オペラの中で聴きたいかなー。 ピンカートンには米国出身だけど、ヨーロッパで人気で今シーズンメットデビューのイケメン、Tetelman。 噂では、性格イマイチの様です(笑)。役にぴったり?? 詳細: 観劇日程:5月4日(土)夜8時 開演 参加費:$254 (含まれるもの)オーケストラプライム席+予習2回+感想会+資料等 予習クラス開催日: 前半 4/25 8pm 後半 5/1 8pm zoomでのクラスなので、何処からでも参加できます。 ご都合の悪い方は、録音での受講も可能。 フォローアップもあります。 お申込み締め切り:満席でしたがキャンセルが出ました。2まい。 5月4日にご参加難しい方は、クラスのみ参加も可能です、ご連絡ください。 お申込みは、お名前、メルアド、携帯番号をご記入の上、 [email protected] まで。

5月のグループ観劇『マダム・butterfly...

終幕の地下鉄シーン(修道院じゃないんです(-_-;)) 2024年春。 3月の春休み中に、16歳の息子とメットの新演出『運命の力ーLa forza del destino 』(Verdi)を観てきました。 本当は、operaクラスで皆さんと...
04/17/2024

終幕の地下鉄シーン(修道院じゃないんです(-_-;)) 2024年春。 3月の春休み中に、16歳の息子とメットの新演出『運命の力ーLa forza del destino 』(Verdi)を観てきました。 本当は、operaクラスで皆さんと行こうか迷ったんですが、このオペラはVerdiの中でも玄人好みということで、予習講座だけ開き、各自お好きな時に見に行って頂きました. 今回の演出は、昨年既にポーランドのTeatr Wielki-Polish National Operaで上演され、同ハウスとメトロポリタンオペラとの共同プロダクションです。 演出家のMariusz Trelinskiは、映画監督出身ですが、今は沢山のオペラを手掛けています。 私が実際観た彼のメット作品では、とてもモダンな『青髭公の城 Bluebeard Castle』、『トリスタンとイゾルデ』があります。 スタイリッシュでシンプル、でもそれなりにインパクトがありました。 Mariusz Trelinskiの演出に関してのインタビューは、メットのYTにもあるので、こちらを参照ください。 100万人に一人の声・リセ・ダビデセン 今回の『運命の力』の注目点は、新演出と、世界で引っ張りだこの、新星(といってももう沢山歌ってて、知名度も高い)リセ・ダビデセン。 ロイヤルオペラハウス監督のパパーノさんを、「100万人に一人の声」と唸らせたことは有名。 そのリセ・ダビデセンが初めてメトロポリタンオペラでVerdiを歌うという点でも、話題に。(NYタイムスにもバーンと取り上げられてました。) 私は、ラッキーなことに、リセ・ダビデセンのVerdiは、去年英国ロイヤルオペラハウスで、『ドン・カルロス』のエリザベッタを聴きました。実は何も期待してなかったので、素晴らしさに嬉しい驚き。 彼女の声の美しさは勿論、テクニックに息をのんで「イヤー凄い!」とファンに。 って、その前にもメットで、リセさんデビューの『スペードの女王』、『ニュルンベルグのマイスタジンガ―』、『ばらの騎士』観てるのに、その時は「あ―なるほど、うまいなあ〜。」ぐらいしか思わなかった。あと凄い声量だわーって(笑)。 でもVerdi歌うと、ほんとにテクニックの誤魔化しが効かないから、彼女の凄さが感動的するほどわかっちゃって(笑) 嬉しい驚き! テクニックのレベルが顕著に表れるVerdiのオペラ....いやあ、やっぱりVerdiって凄いわ。 今回の『運命の力』では、2幕目の2場のクライマックスで修道士として洞窟で暮らすため、修道士達と祈りの捧げるシーンは本当に美しかったし、声のコントロールが半端じゃない。すごい。で、彼女の声はとどまるところ知らず。 で、終幕の「Pace pace」、いやあ、声が伸びる伸びる、広がってでもコントロールされてるけど、最後の一音まで瑞々しい。 突き抜けるときは、すごいけど、空間に美しく浸透しつつあの大きなハウスをFillできるって、いや凄い。でも勿論ピアニッシモもコントロールされてて。 ただ、低い音でパッセージが早いと、あれ??って思っちゃいました。呼吸がついて行ってないというか、歌いきれてない? 他が完璧だから余計思うのか(笑) みんな高音に注目するけど、Verdiオペラのソプラノ/テノールの低音って、ポイントなんですよー。ほんと、これ、大切、、、というか、聴いてる方は気になる。私は、高音よりもソプラノが低音にうまく移行できるところが好き。 来シーズンは、なんとトスカにも挑戦するリセさんですが、トスカのほうが歌いやすいかも? 『運命の力』、シリアスとコメディ 『運命の力』は比較的長いオペラ。 で、過酷な宿命を持ったアルバロと、その彼を愛し、またもや過酷な運命を選んでしまうレオノーラと、復讐に燃える、レオノーラの兄のカルロの3人の超シリアスでパワフルな物語。 でもそのシリアスなシーンと対比して、作品にメリハリをつけるために、コメディ要素のある小さな役と若いジプシー娘のプレツィオジッラがメインなシーンがあるんだけど、そのシーンが活かせられてる演出を、正直見た事ないかも。 これらのシーンをVerdiが理想とする結果をもたらす演出...って殆ど出会わないから、期待しないほうが良いのかな。 息子でさえも、「このシーンはいらないねえ。。。」とぽつんと言ってた(笑) ティーンの感想 天井桟敷だけど舞台がよく見えて、結構ツボなお席 今夜はお安いお席 私の息子は、小学校の頃、先生に嫌がられる、空気を読めない=好きな事しかしない子供でした。 別に大騒ぎするわけでないけど、言われた事を事しない(笑) 態度は悪くないけど、愛想なし。 美術館に行くと、エコーを楽しむ(-_-;) なので、上の娘のように、オペラを一緒に観に行くのは、無理だろうな―と思ってたけど、実際連れて行くと、あら不思議。 しっかり観てる。それで、感想も面白い。 ティーンになった今でも、オペラが特に好きというわけでないけれど、誘えばついてくる。 で、観ると、しっかり観る。それで、オピニオンがめちゃ強い(笑)。 去年の夏に私に付き合わされたオペラ三昧の旅も、それなりに楽しかったようで、今回の『運命の力』観劇後、お互いに意見を交換しました。 息子が指摘したのは、レオノーラと彼女の父の関係。 今回の演出家は、カラトラーヴァ侯爵(レオノーラの父)とグァルディアーノ神父役に1人二役、同じシンガーで配役しました。...

2024年春。 3月の春休み中に、16歳の息子...

さて、2023年もお終い。最後の数日です。 コロナ前は、毎年末、その年観たオペラを振り返り、個人的なベスト9を選んでIGに投稿していました。が、勿論コロナで観れないし、去年はよいのがあったのに、載せるの忘れてた!(笑) しかし、、、、今年は...
12/30/2023

さて、2023年もお終い。最後の数日です。 コロナ前は、毎年末、その年観たオペラを振り返り、個人的なベスト9を選んでIGに投稿していました。が、勿論コロナで観れないし、去年はよいのがあったのに、載せるの忘れてた!(笑) しかし、、、、今年は、目玉作品を逃してしまった気もします。それは、、、、 クラスの皆さんと観に行く新演出の『魔笛』。5,6月は、実家の母の入院があり、日本に急遽一時帰国していたので、私抜きで行ってもらい、結局見れなかった。(今On demandに出てるので、観ますが)、観たかったピーター・マティ主役のドンジョヴァンニも行けず。。。 そうこう言っても、2023年は、アメリカ国内外で、25作品のオペラを観ました。まあ、数はこなしてるんですよね。 その中でも2回観たものもあります。 でも。残念なことに、どれも一長一短で、キャスト全員が素晴らしい!と私が思ったのは、数少なかったです。 1位:推しの出るオペラ❤愛の妙薬 真ん中がハビエ。右端がマエストーリ。ドゥルカマーラのD/ルチアーノも最高(ハビエ左) 私の2023年のメトロポリタンオペラNo.1は、2022-23シーズンで1月に上演されたドニゼッティの『愛の妙薬』です。 とにかく楽しい💛 主役で私の推しのテノール、ハビエ・カマレナの当たり役! ハビエは、やっぱりリリックテノールで、ネモリーノのようにちょっと情けない役を歌わせたら、右に出るものいない!って思いました。 そして、インチキドクターのドゥルカマーラ役のアンブロ―ジオ・マエストーリの素晴らしい事!かれは体が大きいので、現在の演出にありがちな走り回ったり、大きなアクションはないのだけれど、指一本動かしただけで、もういい加減さが(キャラクターがいい加減)でてて、面白い。それに彼のイタリア語の美しさ!最高の最高でした。 アディーナ役のGolda Schultsのベルカント初挑戦もなかなかだったし、Belcore役のDavid Lucianoは、ほんとにイタリアオペラを熟知してて、スキがない面白さ。演出はちょっと昔のリバイバルだけど、とのかく歌も、演技も、アクション(マエストーリはこの個所はパス)もすごくて、オケもすごく良くて、最高な夜でした。 有名なアリア「人知れぬ涙」も、2番で、ハビエがフランス語版のバリエーションを歌ってくれて、それもよかった!最初、え?間違えた??と思って後で、IGで尋ねたら、フランス語版のは、一部メロディが違うって、本人が教えてくれました。 だから推しちゃう(笑)あと、3回ぐらいは観て、幸せな気分になりたかったです。 2位、3位:ワーグナー強し! 『タンホイザー』と『ローエングリン』 ローエングリン タンホイザー メトロポリタンオペラで絶対逃したくない作品は、ワーグナーのオペラ。 元々、作品集が多くないし、上演回数少ないから、Die Hardなワグネリアン(ワーグナーファン)とチケットの争奪戦に勝たなきゃなんですが。 2022-23シーズンは、3月に新演出の『ローエングリン』、2023-24シーズンで数週間前(12月)に『タンホイザー』を観ました。 どちらが良かった?というのは、微妙だし、それぞれ良いところは異なるけれど、私は、キャスト的に『タンホイザー』! キャストがもう最高でした。 コロナ前のニュルンベルグの指輪のジークフリート役でメットデビューしたアンドレアス・シャガ―が主役のタンホイザー。彼、ジークフリート以来ファンになって、メットの戻ってくるの首を長ーくして待ってました♡ そして、こんな良い人いないでしょーって感じのWolfman役に、ベテランのクリスチャン・ゲーハート。この人の歌い方は、声を全くプッシュしない本当に素晴らしい歌唱で、温厚なWolfmanにピッタリ。そしてエリザベス役のエルザ・ヴェン・デ・ヒーバー。いやあ、すごかったあ~。最初のアリアで、もう声が天空に広がっていくのがすごく感じられたし、3幕目は全く違う死を覚悟した女性を歌い、本当に素晴らしかった。 そして、指揮、、、、Donald Runniclesは最高です!もっと聴きたい。 結果、これももう一度観たかった! 『ローエングリン』は、新演出で、とっても不思議な世界。パルジファルのストーリーが通じているので、演出もメットのパルジファル(フランソワ・ギラード)を彷彿させるもの。 キャストも素晴らしく、主役のローエングリンは普段イタリアものが得意なベチャワ。でもすごく良かった!エルサは、ダブルキャストで、タマラ・ウィルソンとエレナ・スティヒナ。私はスティヒナさんの方が好みでした。これはあくまでも好みなのかなー。 テルムンド役が曰くつきロシアのバリトン、エフゲニー・ニキティンが降板し(させられ?)代役のトーマス・ホール。彼がなかなか良くて、びっくり。正直にキティンよりもずっと良いです。でもかれは、今後メットで歌う予定もないし、、、なんでだろう。白人の男性は、今の時代、以前よりもアメリカのこういう世界では、職が見つからないかも。。。 ヘンリッヒ王は、またしても私の大好きなギュンター・グロイスベック💛真面目な王様の役で、ギュンターのキャラとは全く違いそうだけど、これもよかった。かれはお芝居も上手いし、本当はコメディやらせると、その見た目(かっこいい)と凄いギャップがあって面白いんですよねー。 最近、以前のよりピカって光は無いけど、やっぱり好き(笑) 特に音域的にも彼にあってると思いました。 Orturdのクリスティーン・ゴーケは、大人気だったけど、私は、うーん。なんか、歌唱よりも顔の表情で勝ってたような。もう一度、録画で観てみます、何が気に入らなかったのか(笑) 指揮のヤニックは、相変わらずヤニックで、でもいつもよりシンガーを尊重してたような気もします。 かれのイタリアもの(特にVerdi)は、好きじゃないけど、ドイツオペラはなかなか良いですね。 と、私のベスト9じゃなくて、ベスト3をあげてみました。 でも、もし魔笛やジョヴァンニを観れていたなら、また感想が違うと思います。 2023年ベストシンガー達 舞台で実際に聴いて、あーよかった、すごい!さすが♡、と思ったシンガー。 上記のベスト3のオペラのキャスト以外のシンガーを上げますね。 あくまで、私の好み。あ、でも今年、このシンガー達を聴いたのは、全てアメリカ国外でした(-_-;) メットーしっかりしてよー。 順不同です。 『ドン・カルロ』カーテンコールで。 リセ・ダビデセン...

2023年、私が観た中で、お気に入りだったメトロポリタンオペラのの作品 について。そして、2024年に聴きたいシンガー.

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