寳林寺        

寳林寺         臨済宗妙心寺派

御本尊】 虚空蔵菩薩(江戸末期作者不明) 

【沿革】  
寳林寺は、天保元年(1830)11月8日の火災で全焼しており、古文書等の記録は一切残っていない。開創の主や年月は定かではないが村史等の資料によれば慶安3年(1650)3月大内義春(おおうちよしはる)が建立し、泰安和尚(たいあんおしょう)が開山したと書かれている。
この寺は、当地の城主であつた大内氏の菩提寺として、大内氏と共に移ってきた寺である。
大内氏の祖先は百済(くだら)国斉明の第2子淋聖太子で、百済から密航して周防(すおう)国(山口県)佐渡郡多々良浜(たたらがはま)に渡来した。それで多々良姓を賜ったが、後長門国大内県に移住して大内氏を号したのである。その後、31代目の備前守義綱(よしつな)の時、奥州田村郡塩松(しおのまつ)に在住、更に32代定綱(さだつな)の時、胆沢郡前沢邑(まえさわむら)に移住し、33代大内備前重綱(しげつな

)が登米郡西郡(にしごうり)邑(現在の錦織(にしきおり))に正保元年(1644)に所替えとなり移住したのが西郡邑の大内氏の始まりである。

【本堂等諸堂を新築移転】
旧本堂は天保の火災の後翌々年の再建とされており、以来160余年の長い年月を風雪に耐え歴史を刻んできた建物も立地条件の悪さから老朽化による損傷著しく倒壊の危険性も指摘されるようになり、新築をとの声が次第に高まっていた。
こうした状況をふまえ、総代会、花園会に於いて会議の度に協議、検討を重ね平成4年度より本格的に本堂建設の基本計画について調査見学、地区懇談会、アンケート等と檀信徒の意見収集、衆知結集に努め、更に慎重審議を重ね平成6年8月『本堂等建設委員会』を発足し大事業推進の第一歩を踏み出した。
檀信徒内外、法類縁故各寺院、関係業者各位多くの方々の物心両面に亘る支援協力を得て平成9年4月に本堂、寺務所、庫裡等を全てを旧境内地芝山33番地から景観、環境共に素晴らしい新境内地芝山125番地2に移転し新築を完了した。多年に亘り幾多の諸問題や困難を乗り越えてきた建設委員の苦労は一言では語り尽くせない。

住所

東和町錦織字芝山125-2
Tome-shi, Miyagi
987-0903

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