ご祭神
主祭神 大山咋神
境内社
行座神社 大歳大神・天知迦流水姫神
霜降八幡神社 八幡大神
境外社
小池愛宕神社 火産霊神
由 緒
『天台座主記』によると、保延四(1138)年、木津荘は鳥羽院により延暦寺に寄進されました。その際に、日吉大社から荘内の総鎮護社として勧請されました。木津荘は、富永荘(長浜市)、栗見荘(彦根市)と合わせ、三千聖供料所として、延暦寺の最重要荘園のひとつに数えられます。
同荘内に鎮座する式内社波爾布神社を『古宮』と称したことに対して『今宮』と呼ばれました。
応永十五(1408)年に上郷と下郷の間に諍いが生じ、応永二十(1413)年に大國主神社から分離し、高島郡条里で十五条通の西端に大國主神社、東端(字深溝小字古日吉)に当社が建立されました。
応永二十九(1422)年の『木津荘検注帳』や年代不詳の『木津荘引田帳』には、現在の鎮座地に記載されていることから、この九年間に琵琶湖の増水などの災害に見舞われ遷座されたことが判ります。
応永二十(1413)年に建立された際、饗庭三坊のひとり定林坊が詞官となり祭祀を取り仕切ることになりました。また行座神社には年行司、霜降八幡神社には老人衆、小池愛宕神社には当屋という宮守組織があり、祭祀を司っています。
氏子内の深溝区では、厄年の厄神祭を経た者に年行司になる資格が与えられます。年行司になる二年前に前見習い、翌年に見習いとして年行司の仕事を覚えていき、三年目に年行司に就任します。年行司は長男から四男までの四名で構成されます。年行司の任期は一年、一年後は客人となり年行司の指導を行います。客人二年目で接待を受ける側になります。一連の年行司を終了すると、長老になる資格を得ます。長老は神社総代を務めます。総代を経て深溝鬼子母善神堂の堂守を許されます。
霜降八幡神社には老人衆は、普段は霜降行者堂の堂守を兼ねています。
祭 礼
一月一日 霜降区拜賀式
一月三日 事始祈願祭
一月中旬 厄神祭(厄除祈願祭)
三月十三日前後の日曜日 弥生湯ノ花祭
五月四日 例祭宵宮祭
五月五日 例祭
五月五日より後の日曜日 皐月湯ノ花祭:行座神社・霜降八幡神社
六月二十四日 愛宕講大祭:小池愛宕神社
六月三十日 夏越祭並夏越の大祓式
九月十三日前後の日曜日 長月湯ノ花祭
十月十三日 霜降湯ノ花祭:霜降八幡神社
十一月二十三日 新嘗祭
十二月三十日 除夜祭並年越大祓式