22/03/2026
神社と寺院、両方の役割を担う当神社。
各所の朝晩のお勤めに加え、大師堂では明日までお彼岸の供養中。彼岸供養は1回2~3時間で自由にご参列いただけます。
▶供養(大師堂)
先祖供養、因縁供養、水子供養、年忌法要など
なぜ供養が必要かという点について、とても大切な事ですので少し長いですが仏教の観点から伝えさせてください。
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★先祖供養とは
先祖供養や一周忌三回忌などの年忌法要はご先祖様や故人の霊に対して行うもので、それら子孫を守る側の霊魂に苦しみがありますと今世の自分や家族が立ち行かなくなるからとされています。
★因縁供養とは
先祖供養に関連して因縁供養というものがあります。
例えばこういったことはありませんか…?
【薬や治療でも治らない、再発し苦しみが続いている】
【どの勤め先でもどこに住んでも不遇が続く】
人は前世や先祖が行ったことの善悪を受け継いでいま生を受けており、このうち悪の部分が病気や不遇の原因になります。これを総じて因縁(いんねん)や霊障(れいしょう)と言います。
自分が前世で誰かを苦しめていた場合、苦しめられた側の人は霊となってもこちらに恨みを持ち続けますが、その報いは霊となったかつての自分の霊だけでなく、その宿命を受けて生まれ変わった今世の自分や子孫が受けることになります。
なぜなら、かつての自分は苦しめられた霊に詫びることはできても、その霊を進むべき道に導く力が無い。その霊を楽にできないからです。
とはいえ人間である今世の自分には、過去にそういったことがあったかさえ分からず、そういった霊魂の存在があったとしても、やはり導くことができません。
導くことができるのは仏様のみ。これら霊魂の恨みや怒りを収め進むべき方へ導くことを因縁供養と言います。
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★ではどうすれば良いのか
寺院は依頼を以て仏前でこれらの供養を施します。
作法や行術がありますので依頼は必要ですが、ご本人も仏様に心を向けて手を合わせ、霊魂に謝罪の心を示し読経などの功徳を施すことも実は不可欠です。
それは、強く長い間苦しんだ霊魂ほど「代理からでは納得しない」から。
功徳とは、仏前に足を運ぶことに始まり、読経、供物、御香、灯明、奉仕、奉納などの他、苦しんで食べることができなくなっている霊が食べられるようにと供養する「施餓鬼(せがき)」や、参拝者に僅かでも食事を振る舞う「お接待」など形は様々です。
多くの人は、生涯を終えて初めて因縁の影響を思い知ることになります。今世の行いがどうであったかはその先を決める重要な要素ですが、過去の因縁が重ければ果てしなく苦しむことになります。
こうしたことから、先祖供養とともに因縁の供養が非常に重要で、解決しないまま今世を凌げたとしても、子や孫、生まれ変わる次の自分がいつまでも同じ目に遭っていくことになります。
親と同じような病気が子や孫にも生じることを生物学的には「遺伝」と言いますが、仏教ではこれを「業(ごう)」と言い、仏教が生まれた古代インドのサンスクリット語では「カルマ」と言います。因果応報という意味です。
いま生を受けている全ての方は、多かれ少なかれこうした「果たすべき役割=宿命」を背負っています。このことを伝え導きたい。そう考えています。
当神社での供養について
https://oomotojinja.jp/info/6689340