07/05/2026
【令和8年つつじまつり総括】
令和8年のつつじまつりは、4月8日の開園式にはじまり、4月17日から有料期間といたしまして、5月5日に終了いたしました。御来山いただきました皆々様には感謝申し上げます。
今年は日本全国サクラがそうであったように、春のお花には温かすぎる気候のなかでのつつじまつりでした。ここ数年では珍しいことではありませんが、近年中でも最も早い開花スピードだったのではないでしょうか。4月上旬から中旬にかけては平均気温が高めに推移したために、早咲き中咲きのツツジが次々に咲いていきました。そのため、境内で最もお花が多いと観測されるタイミング「見ごろ」は、4月18日から26日の一週間ほどでしたでしょうか。例年よりも10日近くはやい見ごろの到来となりました。
その後、4月の下旬に近くなると朝夕には本来この時期らしい冷え込みもあり、いわゆる春の嵐のような空気の入れ替わりによる強風や、夕立や雨がちな天気が続いたために中咲きのツツジにとっては花散らしの雨、遅咲きのツツジにとっては「待った」をかけられたような気候となったことから、最もお花の多い状況である「早咲きの残りと、盛りの中咲きと、開き始めの遅咲き」がそろうことは残念ながらありませんでした。
そんな温かすぎる気候の中でのつつじまつりではございましたが、行事中イベントである「つつじ芸能まつり」は天候に恵まれ、いずれのイベントも開催することができました。イベント当日は多くの御観覧の方に盛り上げていただきまして、重ねて感謝申し上げます。そして天候に大きく左右される当山の例大祭・柴燈大護摩供火生三昧修行も晴天のなか執り行うことができ、多くの一般参加者さまがお不動さまの残り火を歩きました。皆々様の息災を、心よりご祈念申し上げます。
お花の行楽は一期一会、「今年は良かった」という人もいれば、「見ごろを逃した」という方もいらっしゃるのでは。限られた期間に咲くからこそ、お花は美しいともいわれますが、来年もまた皆様に訪れていただけますように、ツツジの刈り込みや草刈りなどオフシーズンの整備が始まります。丸く刈り込まれた青々とした新緑のツツジもまた、植物の生命力を感じられる、ツツジ園のおススメの季節でございます。
ぜひつつじまつりの終わった後の静かな観音寺にもお参りくださいませ。