14/03/2022
皆さんで完成させた照明器具を改めて撮影しました。完成から3年以上経ちますが、制作していたときの記憶が鮮明によみがえります。
全景を見ていると、この場所に無くてはならない存在になっていると感じました。この教会は120年前明治時代に試行錯誤しながら建設されたものです。その天井に、デジタル技術とローテクな手作業により、信徒の方々が試行錯誤しながらDIYで照明器具を作り上げました。想像ですが120年前の作業も今回の3年前の作業も大切な空間を作り上げるという目標は共通点があると感じています。1つ目は宗教建築ですので、その価値を体現していくことはもちろん、2つ目は刹那的ではなく恒久的なものを目指すこと、3つ目はコミュニティーの場である事です。1つ目と2つ目は、業者の方にお願いしても実現可能であると考えました。3つ目は自らの手で行うことが、時間と空間を共有しコミュニティーの結びつきをさらに強くするかけがえのない仕掛けになると考えて実行しました。このFBページを見ていただければ判りますが完成までの紆余曲折は、一筋縄ではいきませんでしたが、その分記憶に残る記念事業なったのではないかと考えています。金額や実寸のスケールではなく、時間的なスケールや思いの深さを実感するプロジェクトとなりました。120年前の先人達への意思を少しでも引き継ぐプロジェクトになっていると良いなと撮影に同行しながら思いを巡らしていました。
撮影:SIROKURO