08/02/2026
三光院では涅槃会(2月15日)に涅槃会茶礼を行います。
茶礼に特別な決まりはありませんが、煎茶を楽しむ形式で行います。三光院にとって煎茶といえばコウブンさん。
御健在の時は、毎月一回、曇華院より三光院留香閣にて煎茶お稽古にいらしておりました。売茶竹延流が根幹にはあったと思われますが、そこは比丘尼御所文化、お遊びを取り入れるのは当然の楽しみ方になります。
数々のエピソードが伝わっておりますが、今年は六茶の飲み比べと愛決まりました。
涅槃とは、釈尊が到達された覚りの境地を指す言葉であり、仏教では迷いや執着を離れた安らぎの在り方を意味します。その思想は、言葉によって理解されるだけでなく、日々の所作や体験を通して感じ取られてきました。
来月締め切りの三光院禅語勉強会のお題もこの涅槃(参加者絶賛永続募集中)。今月は十月堂に涅槃図がかけられております。
煎茶は、日本において広く親しまれてきた飲み物であると同時に、心を落ち着け、場を整える役割を担ってきました。湯を沸かし、茶を淹れ、香りや味わいを静かに楽しむ。その一連の流れは、自然と呼吸を整え、今この時に意識を向ける時間を生み出します。
涅槃会に煎茶の茶礼を行うことは、釈尊の教えを特別なものとして遠ざけるのではなく、日常の延長として受け止めるための一つのかたちとも言えます。茶をいただくという身近な行為を通して、また参加者同士、楽しみながら学びを得る場、時間イコールお遊び文化が、この日には大切にされています。
今年の講師は田島庸喜茶師。三光院初代、米田祖栄和尚様の著作に二十代で出会い、そのご縁もあって今では三光院の茶葉管理もお願いしております。
静岡で茶畑も営んでいる関係で、毎春に静岡に行く前に三光院で茶礼をしてもらいます。中国茶の専門家でもあり、毎年建長寺さんで開催される国内最大級の 四ツ頭茶会で主泡も務めている、根っからのお茶バカ(褒め言葉)です。
三光院の涅槃会茶礼では、緑茶、白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶の六大茶類を飲み比べ、その発酵の違いや味わい方を学びます。お茶馬鹿の田島庸喜茶師は質問歓談大歓迎です!
思想と生活とが自然に結びき、かつ、楽しむ三光院の茶礼。キャンセルが出てもすぐに埋まっているわけですが、この直前になって大雪だからか?キャンセルがまた出ました。
今、一枠だけ空いております。参加されたい方は下記からどうぞ。
https://otonami.jp/experiences/sankouin-seasonal/
また、三月一日には修三会(しゅみえ)茶礼も開催します。こちらはまだ枠は多いです。講師は日野原 霜慧さん。黄檗売茶流師範です。こちらはまた別の機会に詳しくお伝えします。
三光院
https://sankouin.com/
寺子屋三光院
https://sankouin.tokyo/
三光院
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