日蓮宗 龍口山 本龍寺

日蓮宗 龍口山 本龍寺 神奈川県鎌倉市腰越2-26-2

「漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す」と『日本書紀』にあり天智天皇が日本で初めて水時計装置を使われたのだと伝わりそれにちなみ今日は「時の記念日」です制定時「時間をきちんと守り欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と定めたとい...
09/06/2026

「漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す」と『日本書紀』にあり
天智天皇が日本で初めて水時計装置を使われたのだと伝わり
それにちなみ今日は「時の記念日」です

制定時
「時間をきちんと守り
欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」
と定めたといいますが
それによって得たものもあれば
失ったものもあるのでしょう

「…一華を見て春を推せよ…」
と日蓮聖人が示すように
花が咲き春がきたことを捉えたり
虫が去り季節が動いたことを知り
お天道さまの光を浴びて朝がきたことに気づき
陽が沈み仕事を終える

時を柔らかく捉えてゆったり過ごす在り方もこの時から手放していったのかもしれません

腕には時計
スマホの画面にも時計
テレビのすみにも時計
家の壁にも時計
時計に操られているようにも思えます

今日一日くらい
時から解放されてお天道さまを頼りに過ごすのもいいのかもしれません

あるお寺で障子を直したのだと言います訪れる方々が引手に手をかけずその上あたりにある桟に手をかけ桟を傷めたり紙を破いたりするのだといいますそもそも引手の位置が立って開けるには低いのです低いというより考えてみると座って開けるものですから立ったま...
08/06/2026

あるお寺で障子を直したのだと言います
訪れる方々が引手に手をかけず
その上あたりにある桟に手をかけ
桟を傷めたり紙を破いたりするのだといいます

そもそも引手の位置が立って開けるには低いのです
低いというより
考えてみると座って開けるものですから
立ったまま開ける方がおかしく
決して引手の位置は低いわけではないのです

むしろ使う私たちの考えていく力や知識や作法意識が低くなってしまったのでしょう

日蓮聖人の言葉に
「…是れを仰ぎ奉る…」
とあり神仏は仰ぎ見るとあります

仰ぎ見てきちんと上下があったのに
曖昧になり
そうして踏み込んでいい部分と大切にする部分がわからなくなり
不和を招くのです

始まりは小さなこと
小さく些細なことも曖昧にすると
取り返しのつかないおかしさを招くのです

お檀家さんのお仏壇にある過去帳は20日のページだけ異様に傷みがあるのです手垢がつき日に焼け色が変わり蝋が飛び散り水シミで紙が歪みこのページだけ傷みが激しいのです書いてあるのはご主人の法号もう45年近く前に旅立たれ以来毎月ご供養に伺うようにな...
07/06/2026

お檀家さんのお仏壇にある過去帳は20日のページだけ異様に傷みがあるのです
手垢がつき
日に焼け色が変わり
蝋が飛び散り
水シミで紙が歪み
このページだけ傷みが激しいのです

書いてあるのはご主人の法号
もう45年近く前に旅立たれ
以来毎月ご供養に伺うようになり
祖父や父そして私ともう三代にわたります

この20日のページを見れば
どんなに深い信仰を持ち
どんなにあたたかな心で亡き方と向き合ってきたのか
言葉なくして手に取るようにわかり
やがてこの奥さまが旅立つ時には
どんな迎えがあるのか
容易に想像がつくのです

日蓮聖人は
「…身に薫じて骨にそみ
一切衆生をたすくる珠となる也…」
といい
なさってきた事はお香に薫じらるように染み入り
やがての助けの宝の珠になるのだと教えます

あなたの今は
やがての助けに繋がるのです
手放すこと勿れ
疎かにすること勿れ

昨日は末っ子の運動会たまたま法事もなく見にいく事ができました校庭のトラックを囲むように父母らが観戦します子どもらの姿もいいものですが親らの眼差しもまたいいものです親のみならず町内会長やら町内の方々の姿もあり町全体で子どもを育てる雰囲気がある...
07/06/2026

昨日は末っ子の運動会
たまたま法事もなく見にいく事ができました

校庭のトラックを囲むように父母らが観戦します
子どもらの姿もいいものですが
親らの眼差しもまたいいものです
親のみならず
町内会長やら町内の方々の姿もあり
町全体で子どもを育てる雰囲気があるのは有り難くあたたかい町だと思います

「…慈の眼をもって衆生をみる…」
とお経にあります
我が子を見るような慈しみの眼差しで世の中全体をあたたかく見ること
町全体が家族ような親戚のような町
自分がそう育ててもらったように
これからもそんな町であってほしいと思います

宮古寿司という仕出料理のお姉さまと長い付き合いです私が小僧修行中からだからかれこれ20年を超えるのでしょうかきびきびと動き物腰も柔らか顔も広く物知りで何より仕事の手を抜かないところは毎度学ばせて頂いています先日の通夜の片付けも翌日は仕事の依...
05/06/2026

宮古寿司という仕出料理のお姉さまと長い付き合いです
私が小僧修行中からだからかれこれ20年を超えるのでしょうか
きびきびと動き
物腰も柔らか
顔も広く物知りで
何より仕事の手を抜かないところは毎度学ばせて頂いています

先日の通夜の片付けも
翌日は仕事の依頼はなく式に携わることはないけれど
次の方が仕事をしやすいように片付けだけでなく下準備までし
目にも触れないであろうところまで清め
遅くまで働きます

先師の言葉に
「…己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり…」
とあるように
自分さえ得すればという在り方を離れ
誰かのため次の方のためにと励む在り方こそ大切なのだとあります

そういう在り方が信頼を得て
皆から慕われるだけでなく
目には見えない神仏からも慕われ
守られるように道を開くのです

一昨日昨日と本堂で葬儀でした出棺して火葬場とは反対方向へ走り出し勤務地へ立ち寄り「ただいま」と帰れなかった自宅に寄りそれから火葬場に向かいました火葬の待合中「誰の案なの?」と聞くと誰というより家族の総意だといいこうしたあたたかな粋な計らいは...
04/06/2026

一昨日昨日と本堂で葬儀でした
出棺して火葬場とは反対方向へ走り出し
勤務地へ立ち寄り
「ただいま」と帰れなかった自宅に寄り
それから火葬場に向かいました

火葬の待合中
「誰の案なの?」
と聞くと誰というより家族の総意だといい
こうしたあたたかな粋な計らいはあまりないことを伝えると
「えっ」と驚き
「みんなこうして
こうするのが当たり前だと」
といい
また「本堂でするのも当たり前だと」
と仏さまの前で葬儀を営まない方の多さにも驚きます

こうしたあたたかさにせよ
檀家であり仏さまのもとに行くのだから本堂という仏さまの前で引導を渡す式をすることへの価値を持つ事にせよ
今までの日々の致すところ

日蓮聖人は
「…善積れば仏となる…」
と教えるように
いい在り方を重ね
いい在り方を教えていく先に
自身はあたたかくあれ
あたたかくされていく仏さまの世界が広がるもの
その逆も然り
軽んじていけば
軽んじられていく
冷たく寂しい世界が待っている

今あなたがスタンダードにしている在り方が
やがてを創るのです

今のあなたを重ねて行き着くところは
さて
どこでしょう

気持ちが前にいくことがあります身体がここにありながら気持ちは前にある昨日は投稿の日にちを盛大に間違えました3日ながら4日と思い疑う事なく4日の話を考え4日の予定をどんどん進める気持ちが4日にあるものだから5日のことやら6日のことまで考えてい...
03/06/2026

気持ちが前にいくことがあります
身体がここにありながら
気持ちは前にある

昨日は投稿の日にちを盛大に間違えました

3日ながら4日と思い
疑う事なく4日の話を考え
4日の予定をどんどん進める
気持ちが4日にあるものだから5日のことやら6日のことまで考えていました

ご指摘を受けてハッと気づいて
自分が「今」にありながらどれだけ先を抱えているかよくわかります

荒行中もそうでした
結界修行の中にあり外部に出る事や関わる事はなけれども
耳に届いてしまう外界の情報に心が左右されるのです
正月が過ぎ修行も残りひと月をきると
終わった後の祈祷会やら予定が組まれだし
まだまだ結界修行中で体は結界の中にありながら心はすでに修行が終わった後にあり
チグハグは顕著になり
その隙に魔が忍び込むのか
修行を台無しにするのです

「今」を大事にといいながら
体と心が揃って「今」にあることの難しさ
体と心が揃わないとうまくいかない事を思います

日蓮聖人は
「…今先ず一を挙げんに万を察せよ…」
といい
あれがうまくいかない
これがいつも失敗する
それってこういうことがいつも疎かになるからじゃないの
と一つの根本事象を受け止める事を教えます

お茶でも味わって飲んで
体と心を「今」に揃える事
大事なのです

6月4日の明日「6と「4」で虫の日だといいまた武士の日でもあるといいます武士といっても王権の側に立ち反乱を鎮圧する者を武士といい地方に拠点を置き国家や王権に対して反乱を起こすものは兵(つわもの)や武夫(もののふ)というのだというそんな見方も...
02/06/2026

6月4日の明日
「6と「4」で虫の日だといいまた武士の日でもあるといいます

武士といっても王権の側に立ち反乱を鎮圧する者を武士といい
地方に拠点を置き国家や王権に対して反乱を起こすものは兵(つわもの)や武夫(もののふ)というのだという
そんな見方もあるといいます
混同されているものの
姿形は同じでも違うものは違うのです

仏さまも
「…獅子身中の虫の師子を食む…」
といい
小さな虫が獅子の毛並みの中に潜みながら
獅子を殺めるように
仏さまの教えを脅かすのは
お坊さんの中に混じるお坊さんの姿をしながらお坊さんならぬものの仕業
お坊さんでありお坊さんに混じるお坊さんとも呼べぬものが仏さまの教えを脅かすといいます

素人目には武士の姿ながら護るどころか脅かすものがあるように
獅子の毛並みの中に虫があり獅子をも殺めるように
同じものの中にこそ足を引っ張るものがあるのですよ
ご用心
ご用心

台風が迫ります書院の屋根はお檀家さまからの助力を賜り葺き直し雨はどうにかしのげるも庫裏の方までは余裕がなく風向きによっては雨漏りに悩まされます不安の種を抱えているとまだ起きてもおらず起きるかもわからない事ですらまるで必ず起きるかのように或い...
01/06/2026

台風が迫ります
書院の屋根はお檀家さまからの助力を賜り葺き直し雨はどうにかしのげるも
庫裏の方までは余裕がなく
風向きによっては雨漏りに悩まされます

不安の種を抱えていると
まだ起きてもおらず
起きるかもわからない事ですら
まるで必ず起きるかのように
或いは起きたかのように自身を悩ますのです

「…一切の業障海はみな妄想より生ず…」
と教えにあるように
悪しき種は妄想邪念をかりたて
自身を悩ませ苦しみの海に引き摺り込むのです

そもそもの種を片付ける事
何かしてしまったら素直に「ごめんなさい」
何かあれば素直に「ありがとう」
悪しき種となるような振る舞いは控え
丁寧に草取りや掃除をするように
綺麗に保つのです

そもそもを片付けること
それは穏やかさの肝要なり

「…米は命を継物也…」と日蓮聖人は教えますお米はお米のみにあらず人の命を明日へと繋げるものといえますつづけてそれと同じように「…檀那は油の如く行者は灯の如し…」といいお寺を支えて下さるお檀家ご信徒は油のようでお寺そのものや教えを弘めるお坊さ...
31/05/2026

「…米は命を継物也…」
と日蓮聖人は教えます
お米はお米のみにあらず
人の命を明日へと繋げるものといえます

つづけて
それと同じように
「…檀那は油の如く行者は灯の如し…」
といい
お寺を支えて下さるお檀家ご信徒は油のようで
お寺そのものや教えを弘めるお坊さんの火をますます明るくしてくれると教えます

毎年のお賽銭で植えられる紫陽花がだいぶ見頃になりました
浄財喜捨のお気持ちが油となり
お寺を明るく変えていく
それのみならず
その花を見た人の心も明るく変えていく
いつもは厳しい表情のお檀家のじいちゃんが
「綺麗だ 綺麗だ」
と頬を緩ませます
そうして明るくなった人と接する人もまたほんわか明るい気持ちになる
そうやって灯火は不滅となる
あなたがなさる浄財喜捨はそう巡るのです

住所

腰越2-26/2
Kamakura-shi, Kanagawa
248-0033

アラート

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