31/05/2026
真理を知る迫害者サウロ
先週はエチオピアの宦官の救いについてでした。主が、ピリポの活動により素晴らしいリバイバルが起こりそうなサマリヤを置いて、彼一人の救いのために遣わされたのは、彼がエチオピアからわざわざエルサレムまで礼拝に来るほど熱心に主を求めていたからでした。主が彼の姿勢を喜ばれ、彼に対して恵みを注がれたのです。
さて、本日はキリスト者の迫害に燃えていたサウロについてです。彼はステパノの殺害に関わったばかりでなく、キリスト教会迫害の急先鋒として、エルサレムでキリストを信じる者を片っ端から捕まえて牢に投げ込んでいました。
さらに、キリスト教撲滅に燃えたサウロはエルサレムにいるキリスト信者だけでなく、そこから外国に逃げて行った人をも捕らえようと行動を起こした。
キリスト教会迫害の急先鋒のサウロは、ただの無神論者ではなく、実は律法を落ち度なく守ろうとする、創造主なる神を信じる熱心なユダヤ教徒でした。彼は厳格に律法を守り、創造主なる主に従おうとしていました。彼にとって救い主が救いを成就しないで十字架で殺されていくというのはあり得ないことでした。木に架けられた者は呪われたものであるとあるので、それが救い主であるはずはないと確信していました。
すなわち、彼から見たら異端の宗教の創設者のイエスを神として崇めて、その偽宗教を広めようとする人々を捕縛し、それをやめさせることが、主なる神様に仕えることだと確信していたのです。
それで、彼はエルサレム・ユダヤだけでなく、外国に逃げてまでそれを広めようとする人々を許せなかったのです。それで、ダマスコ迄追いかけて行きました。
ところが、ダマスコの近くまで来た時、突然天からの激しい光が彼をめぐり照らしたので、彼はその光に圧倒され地に倒れました。すると、彼は「サウロ、サウロ。なぜ私を迫害するのか。」と言う神の声を聞いたのです。彼が恐れて「主よ。あなたはどなたですか。」と聞くと、「私は、あなたが迫害しているイエスである。とげのついた棒をけるのはあなたにとって痛いことだ。」との答えがあった。
つまり、私は救い主イエスである、あなたがキリスト者を迫害しているのは、同時に私を迫害している事であり、主なる神である私に敵対することは、結果的に自分自身を傷つけていることになるのですと言われたにです。
ここで、サウロははっきりと自分が迫害しているイエス様が救い主であることを突きつけられたのです。彼の驚きは計り知れません。おそらく、彼はこれからどうして行ったら良いのか絶望感にさいなまれたと思います。
すると、イエスが「立ち上がって町に入りなさい。そうすればあなたがしなければならないことが告げられるはずです。」と告げられた。
サウロと同行していた人々もみな神の声を聴いて、恐れていた。サウロは立ち上がったが目が見えなかったので、手を引いてもらってダマスコに連れて行ってもらった。そして、それから3日間彼は目が見えずに飲み食いもしなかった。
彼は闇の中、ただただ今まで自分が行ってきた迫害の数々、ステパノを死に追いやり、キリスト者は男女の区別なく皆捕らえて牢に投げ入れてきたことなど、3日間飲み食いせずに闇の中でただただ悔い改めるばかりであったと思います。
ただ、そこで主が「あなたのしなければならないことが告げられるはずです。」と言われたことが思い出され、それはどういう事であろうかと思った。
譬え、それがどんなことであっても、イエスのために命がけでそのことを全うしていこうと決心した事だろうと思います。熱心な人は方向さえ定まれば、素晴らしい働き人になります。生ぬるい人は何をやっても生ぬるいままです。主に熱心になりましょう。