31/05/2026
ハレルヤテレホン(📞03―3963―4110)
2026年5月31日
ハレルヤ。板橋教会のハレルヤテレホン、牧師の臼田尚樹です。
今日の聖書は、マタイによる福音書9章2節です。
「イエスはその人たちの信仰を見て、中風の人に、『子よ、元気を出しなさい。あなたの罪は赦される』と言われた。」
主イエスがある家で御言葉を語っておられた時、多くの人々が集まり、戸口まで隙間もないほどになりました。そこへ、四人の人が中風の人を床に寝かせたまま運んできました。けれども、群衆に阻まれて、イエス様のもとに連れて行くことができません。普通なら、そこで諦めて帰ったかもしれません。しかし彼らは諦めませんでした。屋根に上り、屋根をはがして穴をあけ、その人を床ごとイエス様の前につり降ろしたのです。失望から希望への扉は、正面の入口ではなく、屋根に開けられた穴でした。それは信仰の扉でした。
イエス様は、その人たちの信仰を見て、中風の人に語られました。「子よ、元気を出しなさい。あなたの罪は赦される。」この「元気を出しなさい」は、「安心しなさい」「勇気を出しなさい」という意味を含む、主の深い励ましの言葉です。イエス様は、その人の体の苦しみだけでなく、心の奥にある罪責感や不安、失望をも見ておられました。そして、その最も深いところに、「あなたの罪は赦される」と語られたのです。
この世には多くの言葉があふれています。人を傷つける言葉もあれば、人を生かす言葉もあります。イエス様の言葉は、人を生かす命の言葉です。罪から解放し、心を慰め、立ち上がらせる言葉です。
さらに主は、「起き上がって床を担ぎ、家に帰りなさい」と言われ、その人は、イエス様の言葉を信じて立ち上がったのです。しかもイエス様は、「床を置いて行きなさい」ではなく、「床を担ぎなさい」と言われました。その床は、彼の苦しみや悲しみ、過去そのものです。しかし主は、その過去を否定するのではなく、それを担いながら、新しい人生を歩みなさいと言われたのです。
私たちも時に失望し、立ち上がれなくなることがあります。しかし今日、イエス様は私たちにも語っておられます。「子よ、元気を出しなさい。あなたの罪は赦される。」
この主の言葉を信じて、新しい一歩を踏み出しましょう。今日、主は私たちにも「失望から希望への扉」を開いてくださっています。それでは、今日も主にあって平安な一日をお過ごしください。