06/05/2013
2013年5月5日朝礼拝♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪
「船から出よう」”Get Out the Boat”(説教者:ランドル・ヴォス)
聖書を読むときは、ただの物語としてではなく、自分が聖書の登場人物になって、その場面を想像することが大事だと思います。今日読む聖書の箇所は、湖の上のイエスさまとペテロの箇所ですが、少し前を振り返って、どのような場面かを想像しましょう。まず、イエスさまは、従兄弟であり同労者であるヨハネの処刑を悲しみ、また、ご自身がこれから十字架におつきになる、それら全てを受け入れるために、一人になりたかったのではないでしょうか。ところが、イエスさまの噂は広がり、群衆が押し寄せました。イエスさまは憐れみ深いお方ですから、人々の病気を癒し、食べ物まで配ってしまわれました。しかし、イエスさまは本当は、一人になりたかったのです。ですからイエスさまがフェイントをかけることにしました。12人の弟子たちが湖で船に乗っている頃、イエスさまは山で一人で祈っていました。その間に向かい風が来て、弟子たちは大変不安になりました。そこに、イエスさまが突然現れたのです。湖上を歩くイエスさまを見て、弟子たちは幽霊かと思い、さらに不安になりました。そんな弟子たちにイエスさまは「しっかりしなさい。私だ。恐れることはない」とおっしゃいました。12弟子のうちの一人であるペテロは、イエスさまと一緒に湖上を歩き始めました。ところが風が吹くと恐くなり、沈みかけてイエスさまに助けを求めました。そんなペテロの腕を掴み、イエスさまは「信仰の薄い人だな。なぜ疑うのか」とおっしゃいました。もしも私がペテロだったら、湖上のイエスさまを見たらすぐに、風を静めて下さるようお願いしたと思います。しかし、ペテロは湖上を歩きました。いままでしたことのない、爽快な気分だったのではないでしょうか。それでも、風が吹くと、ペテロは湖上を歩くのが恐くなりました。それでも私は、ペテロが舟から降りたことを、評価したいと思います。向かい風とは、私たちの人生の中で起こりうる困難であると考えられるのではないでしょうか。私たちが考えたいことが3つあります。①思い切った信仰を持つことです。例え向かい風の湖上でも、イエスさまが一緒なら大丈夫なのです。②イエスさまは風を静めることもできたのです。それでもイエスさまは風の中で弟子たちに語られました。うまくいかないことがあるとき「そんなことができるはずがない」と思うのは、サタンの働きです。イエスさまなら何でもおできになると信じたいものです。③イエスさまは必ず助けて下さいます。湖上のペテロの腕を、イエスさまはしっかり掴んでくださいました。その時のイエスさまのみことばは、一見厳しい言葉に感じられるかもしれません。しかし、私は、その時のイエスさまの表情は、きっと笑顔だったのではないかと思います。イエスさまのみことばには「よくここまで来た。これからもついてきなさい」というニュアンスが含まれていたと思うのです。私たちにも、居心地の良い舟をおりて、嵐の湖上に出なくてはならないときもあります。それは、よくできていたことが突然できなくなったときや、自分自身の悪い習慣を捨てるときかもしれません。その時、向かい風があります。しかし、向かい風に遭うときに、私たちは成長できるのではないでしょうか。たとえば、200回の実験をしたとして、その200回の結果が全て失敗だったとします。それは200通りのうまくいかないパターンのデータを収集できたと考えられるのではないでしょうか。ペテロと他の11人の弟子たちの違いは、イエスさまを信じて湖上におりたか、そうでないか、その違いです。そんなペテロにイエスさまは天国の鍵を渡されました。私たちも、イエスさまを信じて、舟をおりましょう。イエスさまを信じて向かい風に吹かれ、イエスさまと手をつないで、成長していきましょう。湖の上で、イエスさまとお会いしましょう。(説教要約:興野理佳)