日本イエス・キリスト教団 姫路城北教会

日本イエス・キリスト教団 姫路城北教会 日本イエス・キリスト教団 姫路城北教会の情報をみなさまにお伝えします。

28/08/2026

2026年8月23日 礼拝説教要旨

[幕屋が示すこと」(出エジプト24:12-25:9)

 主なる神はイスラエルの民に十戒を与え、神の御旨を示されました。さらに十戒を守れるようになるため、幕屋を建てることを命じられます。幕屋の意義は3つあります。

 1,書かれた言葉によって示すため
神が語られた言葉は、石の板に書き記されました。私たちが忘れないようにし、また、子孫に残すためでした。これは、幕屋の至聖所に置かれました。そのことによって、神の言葉は人に示され、今の聖書へと至るのです。

2,神の臨在によって示すため
荒野の旅において、神は雲の柱、火の柱によって、神の臨在を示されました。さらに、幕屋において、より具体的にその臨在を示そうとされ、「私は彼らのただなかに住む」と約束されたことを知ってください。

3,民の応答によって示すため
それまでは石で造られた祭壇に犠牲が捧げられました。しかし幕屋は、民の奉納物によって建てられました。この幕屋は、神の恵みに対して喜びをもって応答することの大切さを教えていることに注目しましょう。
幕屋はイスラエルの民にとって、新しい時代の始まりを意味していました。新約の時代になると、神の御旨を示すために、幕屋は教会へと発展していきます。私たちは教会で礼拝する時、この3つの意義を確認するのです。

28/08/2026

2026年8月16日 礼拝説教要旨

[神を愛して生きる」(出エジプト20:1-11)

 神の愛が分かるとき、十戒は人に本当の自由を与えるものとなります。十戒の最初の4つは、神が私たちを愛してくださったように、私たちも神を愛することを求めます。

 1,唯一の神を愛する
人が造った神ではなく、この天地万物を造られたお方が本当の神です。人を愛し、被造物の管理者とされた神の愛が分かるなら、私たちも神を愛することができます。

2,霊なる神を愛する
目に見える世界を創造された神は、目に見えない神です。しかし、人は目に見える物を神として、偶像としてしまうことがあります。人やモノ、富や名誉も偶像となります

3,言葉で神を愛する
「み名をみだりに唱える」とは神を軽く扱うことです。日本では、すぐに、人を神と祭りあげます。また、自分の都合を神よりも優先してしまうことがあります。
4,行動で神を愛する
「安息日」とは神を賛美し、神の恵みを思い起こすための日です。愛する人々と共にいる時に、自分にも安息が与えられ、霊肉共に健やかに整えられます。
十戒の前半は神を愛することに集約されます。私たちの罪を赦し、神の子として下さったお方を愛することこそ、神が望んでおられることだと知りましょう。その結果、十戒の後半のテーマの人を愛することもできるのです。

15/08/2026

2026年8月9日 礼拝説教要旨

[悪との戦い」(出エジプト17:8-16)

 アダムとエバ以来、サタンの誘惑は続いています。エジプトの奴隷生活から解放されたイスラエルの民がアマレク人と戦った記録は、人とサタンの戦いを象徴しています。

 1,敵の力を知る
アマレク人は、当時シナイ半島で遊牧生活をしていました。レピデムで奇跡的に水が湧き出たことを知った彼らはその水場を奪おうと戦いを仕掛けてきました。戦いなれたアマレク人は有利でした。今もサタンの力は強大です。

2,祈りの力を知る
 モーセは、アロンとフルを連れて丘にのぼり、手を挙げて自分たちの勝利を祈りました。祈りで勝利できるとは、信じられないことでした。しかし神は本当に存在し、祈りを聞いて下さるのです。祈りは個人戦ではなく、団体戦です。現代の教会は、まさにそのために備えられています。

3,聖書の力を知る
戦いに勝利した後、神はこれを記録するように命じられました。ヨシュアが自分の力で勝利したと誤解しないように、その後の全ての人々が、祈りこそ悪に打ち勝つ秘訣だと確信するためです。「主はわが旗」と名付けて、主の臨在こそ、勝利の秘訣と理解できるようにしました。
みことばによって、主の臨在を確信する時に、敵に勝利できます。悪との戦いに勝利するため、祈りと聖書が与えられています。謙遜に祈り、み言葉を蓄えましょう。

02/08/2026

2026年8月2日 礼拝説教要旨

[荒野の試み」(出エジプト16:1-12)

 イスラエルの民が約束の地を目指して荒野を旅する姿は、クリスチャンが天国を目指して歩む姿と似ています。様々な苦難は神からの試みでした。何度も不平をいう民を、神は忍耐を持って導かれました。

1, 飲み物についての不平(15章)
紅海が二つに割れる奇跡を経験した民でした。でもわずか三日後、飲み水がなくなった時に、人々は不平を言いました。神様は、モーセを通して、苦い水が甘くなる奇跡を現されました。私たちの人生でも同じです。苦難の時にも主はその苦しみを共にせおって下さいます。

2,食べ物についての不平
 エジプト脱出から一か月後、食物がなくなりました。エジプトのほうが良かったと不平を言う民に、神は季節風に乗ったウズラを送って下さいました。また、見たことのない食物を与えられました。マナ(これは何)です。民の不平に対して、神は奇跡を表し、応えて下さいました。

3,不平を言う者への憐れみ
何度も不平を言う民を神は見捨てられず、かえって、主の栄光が雲の中に表されました。愚かな民さえも、神は憐れまれたのです。私たちも弱い者ですが、神は何度も憐れみ助け、必要を満たして下さることを知りましょう。
苦難の時こそ、主の前に出ることが大切です。主なる神は必ず、私たちを約束の地に導いてくださいます。

27/07/2026

2026年7月26日 礼拝説教要旨

[導かれる主」(出エジプト13:17-22)

 奴隷として苦難の生活を強いられていたイスラエルの民を救うため、主はモーセを選ばれました。彼は10の災いを通して王と対決し、やっと民はエジプトから解放されました。そしてその後も、神は民を導かれます。

1, 導かれない導き
エジプトからカナンへの道は、地中海に沿って北上する道と荒野を経由して内陸部を通る道がありました。海岸線のほうが近道ですが、ペリシテ人との争いが起こります。そこで神は敢えて遠回りの荒野を導かれました。安易な道に導かれないときにも、神を信頼しましょう。

2,先祖の信仰に沿った導き
 民は、エジプト移住のきっかけを作ったヨセフの遺骸を携えていきました。エジプトが最終目的地ではないからです。私たちの人生の最終目的も「天の故郷」です。地上の生涯はいつか終わります。もっと良い故郷があるのです。

3,象徴を通しての導き
主は「雲の柱」と「火の柱」を用いられます。太陽の直射日光から雲の柱が守り、夜の寒さから火が防ぎました。主が共に進むことの象徴です。イエスキリストはより明確に、私たちを導いて下さることを示しておられます。
 毎日の生活において主が共におられ導いてくださるという信仰があるなら、何の心配も必要ありません。主の愛の導きを信頼して、一歩一歩、進んでいきましょう。

19/07/2026

2026年 7月19日 礼拝説教要旨

[過ぎ越しの祭りとは」
   (出エジプト12:1-14)

 全能の神は、イスラエルの民を解放するためエジプトの王と民に10の災いを下されました。そしてこの救いを忘れることのないよう、過ぎ越しの祭りを定められました。

1,神の裁きからの救い
 10番目の災いはエジプト全土に広がり、救われるためには、子羊を屠りその血を門柱と鴨井に塗るように、神は命じられました。神の言葉に従うなら救われるのです。

2,血とパンによる救い
 神から遣わされたみ使いは子羊の血を見て、「私の裁くべきものはすでに殺されている」と判断して、その家を過ぎ越しました。子羊が自分の身代わりになったと信じることが救いの根拠です。種入れぬパンは、罪の原因を取り除くことの象徴となっています。

3,主イエスによって完成する救い
 過ぎ越しの祭りは、主イエスキリストの誕生によって完成しました。イエスは過ぎ越しの祭りの時に、十字架にかけられました。そしてその前夜に、パンとブドウ酒によって、過ぎ越しの祭りの新しい意義を示されました。
 主を救い主と信じて罪赦された私たちは、新しい神の民としての日々を過ごしています。神の子の身代わりの死を受け入れ、罪の支配から抜け出ましょう。神の恵みの手段である聖餐によって、ただ恵みに寄り頼み、謙遜に生きていきましょう。

12/07/2026

2026年7月12日 礼拝説教要旨

[自由な世界の始まり」(出エジプト3:1-12)

 聖書で語られる本当の自由とはどんなものでしょうか。

1,不自由な世界
 イスラエル民族は、紀元前1900年ころエジプトの国へ移住しました。当時は外来民族に好意的な王が支配していたのです。しかし四百年後に排他的な王が即位してから、彼らは奴隷として強制労働させられるようになりました。自由を奪われて苦しむ民は、その状態からの救いを神に祈っていました。今も同じような国はあります。

2,神の介入
 神はモーセを選ばれ、神の不思議な導きで王子として育てられました。成人した後、彼は自分の力で同胞を救おうとして王の怒りを買い、荒野に逃亡します。40年後、神はこのモーセに現れ、「あなたをパロの下に遣わそう」と言われたのです。神は人々の苦しみをご存じで、最善の時に神が選ばれた人物を通してご計画を進められます。

3,人の応答
 神のことばに対して、モーセは過去の失敗から「私はいったい何者でしょう」と答えました。神は彼の弁解を一つ一つ聞かれ、「はい」と応答するまで忍耐強く語られました。ついにモーセは、共にいるという神の約束を信じ受け入れます。本当の自由とは、自分の好きなことをするのではなく、愛のご計画を持たれる神のご命令に従う時に与えられます。あなたは本当に自由でしょうか。

10/07/2026

2026年7月5日 説教要旨

「恵みは十分」(コリント第二12:1-10)

 聖書が語る「十分」とは、欠けがない、問題がないということではありません。神様の恵みは、弱さも問題も覆い尽くす「十分」です。

1.パウロの祈り
 「パラダイスに引き上げられ」(4節)とは、パウロ自身のことです。これは迫害に遭い、死の淵をさまよったということです。しかもその代償でしょう。肉体に大きなとげを負うことになります。それは去らせてくださいと三度も願うほどの、大きなとげでした。

2.恵みは十分
 パウロが主の御声を聞いたのは、弱さのただ中にあったときでした。弱さが取り去られることが「恵みが十分」なのではありません。弱さの中でこそ、十字架にかかられた主と出会い、いのちの力に満たされ、失望から立ち上がっていくことができます。

3.神様の力は弱さのうちに現れる
 神様の力は死の力も、この世のどんな被造物も打ち消すことができません。それどころか、私たちの弱さのうちに完全に現されます。パウロはキリストの力におおわれるようにと大胆に弱さを誇ります。
 今、この世も教会も弱さの中にあります。このようなときにこそ、神様の力が現されることを信じましょう。

10/07/2026

2026年6月28日 説教要旨
[なぜエジプトへ」(出エジプト1:8-22)

 創世記は神の遠大なご計画の始まりの記録です。天地創造から罪による神との関係の破壊、回復と続きます。その後の出エジプト記には、神の選びの民が約束の地に向かう中で、罪の赦しのための神のご計画が記されています。なぜイスラエルの民はエジプトに滞在したのでしょうか。

1,繁栄を経験させるため
 ヨセフの招きによりイスラエルの一族70名は飢饉から逃れエジプトに移住し、350年の後に60万人以上の民にまで繁栄しました。やせた地のカナンではできないことでした。しかし、エジプトは約束の地ではありません。

2,苦難を経験させるため
 外来民族ヒクソスの支配していた時代に移住し繁栄したイスラエルですが、本来のエジプト民族の王朝の再興により、彼らは危険な民族と思われ、奴隷となり苦役を課せられました。この苦難のなかで民族の一体感を強めました。

3,救い(贖い)を経験させるため
 王の「生れたイスラエルの男の子を皆ころせ」という命令に、神を畏れる助産婦たちは従いませんでした。その故にモーセが誕生し、王家で育てられ、同胞をエジプトから救い出す人物となります。奴隷状態からの解放、さらには罪からの解放を成し遂げました。
 出エジプト記は神の救いの歴史であり、苦難を通して、人は神の恵みを経験することを忘れてはなりません。

21/06/2026

2026年6月21日
献堂41周年感謝礼拝 説教要旨

[永遠の命を得るために」(マルコ10:17-31)

 これまで主イエスに出会った人々は皆、自分が抱えていた問題を解決することができました。今日は、解決できずに立ち去った唯一の人の例を学んでみましょう。

1,善行ではない
 彼は「永遠の命」を求めます。主イエスに「良い先生」とよびかけながら、主を神とは思っていませんでした。善行によって獲得できると思っていた青年に、主は十戒の後半6つを守るように言われました。でもいくら必死に守っていても彼は不安でした。善行では得られないからです。

2,財産でもない
 主が彼に「持物を売り、私についてきなさい」と言われた時、彼は悲しみながら去って行きました。永遠のいのちよりも、財産のほうが大切と考えていたからです。神よりも富に価値を感じていたのです。主は、神以外のものを頼り、信頼していないか、と私たちにも問われています。

3,信頼である
 当時のユダヤ人は、富は神からの祝福の結果と考えていました。でも、それを必要な人々に分かち合うべきだとは思っていませんでした。自分の力で得たものだと考えていたからです。神から託されているものだとわかるなら、物に対する執着心から解放され、全てを神に委ねることができます。自分の本当の姿を知り、神に信頼するとき、永遠の命を得ることができるのです。

住所

伊伝居馬場崎70− 1
Himeji-shi, Hyogo
670−0871

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