徳川家康公御朱印寺 法雨山 甘露寺

徳川家康公御朱印寺 法雨山 甘露寺 当寺は、浜松市東区にある臨済宗方広寺派の寺です。徳川家康公とのゆかりがあります。

 寺伝によると、弘仁13年(822)に弘法大師によって庵がむすばれたのが始まりとされます。承安2年(1172)には平重盛が1300石を寄進、七堂伽藍を建立し、当時は諸堂の他に塔頭12坊を有し遠州地方の真言宗の道場として栄えました。その後、明徳元年(1390)臨済宗禅師傑堂(けつどう)和尚により臨済宗に改宗されました。応仁の乱では兵火によって荒廃した時期もありましたが、現在に至るまで法灯が連綿と続いています。徳川家康が浜松在城中は寺西の鈴木家に
側室 阿茶局がいたこともあり、甘露寺の境内に好んで遊んだそうです(当時、甘露寺の境内は今よりも広大で梅園があり、その梅の見事さに未開紅甘露梅の言葉と黒印4石5斗を頂き、慶長8年には朱印 20石8斗を下賜されました)また享保年間に賀茂真淵が、
観梅歌会を催し いかばかりか 咲くやこの花ながめけん 言葉の匂い これもえならぬ と歌を詠みました。その他 弁財天や伏見稲荷(天保15年 京都 伏見稲荷大社から分詞)が祀られており多くの信仰を集めていたそうです。
甘露寺はその歴史の中で何度も火災にあっており、現在は中門のみが昔からの建築物として残っております。中門は安土桃山様式の建築物で昭和41年に浜松市の文化財として登録されています。(30数年前までは、同じ様式で建てられた山門もありましたが、老朽化が進み倒壊の危険があったため取り壊されましたが、山門2階に安置してあった十六羅漢は本堂に移されています。)

住所

東区中郡町1026
Hamamatsu-shi, Shizuoka
431-3111

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