須賀神社は福岡県朝倉市甘木842に鎮座する甘木町の氏神様です。祀られている御祭神は素戔嗚命(主祭神)、大巳貴大神、櫛稲田姫大神(素戔嗚の奥方である神様)、少彦名大神、火産霊大神の五神です。境内地には樹齢1000 鎌倉時代末期、博多の承天寺住職・直翁和尚は甘木町の甘木山安長寺<甘木町の名の起こり>に投宿し、俄に病気にかかり生死の間をさまよっていたが、その折霊夢を見『吾、神速素戔嗚ノ神ナリ、昔、此処ニ、ワガ社、有レドモ兵火ニ罹レリ、汝、モシ、ワガ社ヲ再建ナサバ汝ノ病ヲ除カン』とのお告げにより、記念すると病が癒えました。急ぎ府内より帰国、弟子の宗普に命じて社殿を建立しまして、素戔嗚命をお祀りし、禾穀豊穣・無病息災の祭りを厳修しました。江戸時代迄は『甘木山祇園禅寺』と号しましたが、明治時代以降の神仏分離令以降、呼び名は須賀神社に変わり、今に至っています。甘木町の町民は親しみを込めて『お祇園さま』と呼んでいます。
須賀神社の主な祭礼は6月15日の例大祭、7月1日の御汐井取り行事、7月13日~7月15日の祇園山笠祭礼(13日は子供樽神輿行事・15日は舁山笠行事)、7月31日の夏越祭、10月17日の秋祭(奉納子供相撲大会)、11月23日の感謝祭並びに鎮火祭、1月1日の元旦祭、1月5日の鏡開き行事、2月11日の建国記念祭、3月春分の日の春祭り等があります。
11月には子供の健やかな成長を祈って『七五三参り』がありますが少子化の影響で少なくなりました。
7月に行われる『祇園山笠祭礼』に於いては、神社境内に『飾り山笠』が奉納されます。
1日の御汐井取り神事は甘木川に安置している清らかな砂を各町(甘木町は29ケ町)の若手が締め込み・法被姿で取りに行き、須賀神社でお祓いを受けた後、各町住民の軒下等に砂を置き、氏子の無病息災等を祈ります。13日の子供樽神輿行事では、10基の樽神輿を各町10グループに分けて甘木町中を担いで回ります。15日の舁山笠行事に於いては甘木町の若手が甘木町を東西2町に分けて2基の舁山笠を舁いていきます。この祭礼は甘木町民の一年を通じての心待ちにしている血沸き肉躍る勇壮なお祭りです。
7月31日に行われる夏越祭は、茅の輪を潜って無病息災・家内安全をお祈りするお祭りです。飴湯の授与があり、境内には俳句が書かれている雪洞が掲揚され暗くなってくると幻想的な趣きがあります。
10月17日・秋祭りの午後からある奉納子供相撲大会は近くの甘木小学校の男子児童が町ごとに分かれて元気な取り組みが行われています。
諸祈願は種種、初宮詣で・車安全祈願・地鎮祭・結婚式・厄除祈願等々をおこなっています