17/08/2026
お盆が明けましたね。ご先祖さまをお迎えし、お送りしたばかりの今。四国二十二番札所・平等寺では、八千枚の護摩木を智火へ投じる大護摩、焼八千枚護摩供の準備を始めています。
10月13日(火)の開白から、11月3日(火・祝)の結願まで、21日間。今回で14回目となりました。
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■ 護摩とは
護摩とは、お不動さまの前に護摩壇を設け、智火(如来の智慧の火)を燈し、願いを込めた護摩木を一枚ずつ投じる修法です。いまを生きる私たちの願いを、火の光とともに仏さまへ届ける祈りです。
お不動さまは、怒ったようなお顔をしていますが、それは動じない心のあらわれです。私たちの心の迷い(煩悩)をくだき、願いを成就へ導くとされています。
■ 八千枚に込められたもの
なぜ八千枚なのでしょう。この法会のよりどころは『立印軌』というお経です。そこには、十万遍の念誦と一昼夜の断食を経て八千枚の護摩を修し終えれば、願い求めることは成就すると説かれています。八千という数は、お釈迦さまがこの世に八千度も足を運び、人々を救われたという伝え(『梵網経』の説)や、八識を転じて智とする転識得智にあるとされます。
この21日間、護摩は63座、真言の念誦は108,000遍。結願の日には、住職が一昼夜の断食をして身を整え、午前8時頃から夕方まで、八千枚の護摩木を一枚ずつ智火へ投じます。八千回。一日がかりの修行です。断食は行者の修行であり、参拝される方にお願いするものではありません。
■ 願いを託せます
お申し込みいただいた祈願は、この21日間、63座すべての護摩で読み上げられ、結願の日の大護摩でも同じく読み上げられます。
願いごとは、ひとつに限りません。最近特に多いのは、足腰健全やがん封じで、その他、厄滅開運(厄除け・運開き)、家内安全、身心安穏(心身の安らぎ)、交通安全。良縁、学業、商売繁盛、ご先祖さまへの供養まで、切実な願いをお預かりします。ご家族の分も含めて、複数お書きいただけます。
お申し込みはオンラインで。全63座で祈願を読み上げる普通祈祷(5,000円)のほか、結願の座だけの一座祈祷(2,000円)、お札を授与されるプランやお守りなどの授与品もございます。
■ 結願の日(11月3日・火・祝)
結願の日は、午前8時頃から夕方まで、本堂で大護摩が勤まります。八千枚の護摩木が次々と智火へ投じられていく一日を、ぜひお見守りください。終了後には法話もございます。時刻は、修法の進み具合で前後することがあります。
初めての方も、お久しぶりの方も。二十二番札所で、お会いできるのを楽しみにしております。